とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

新生レオネッサに勝ち切れず。湯郷ベル、ドローで次節のレッズ戦を勝点差3で迎えることに。

 レッズレディースの勝利により、今季の優勝が消えたレオネッサは熊田新監督を迎えて心機一転、道上のワントップ、京川のトップ下。左右のSBを南山と甲斐で組む新布陣で臨んだ。対する湯郷ベルはいつものメンバー。前々日に首位レッズが勝っているだけにどうしても勝ちたいゲームだ。
 だが序盤、新生レオネッサが積極的に攻めてくる。3分、左SH高瀬のドリブルからクロスにOH京川がボレーシュート。そして12分、CH中島のスルーパスにCH澤が抜け出しヘディングシュート。レオネッサが先制点を挙げた。レオネッサはパスがよくつながり、ペースをつかむ。中島が守備的に下がり、澤が積極的に上がって攻撃にリズムを作る。
 前半序盤は守備に耐えていたベルだが、20分過ぎ位から次第に押し返していく。23分、宮間のクロスのこぼれ球をFW松岡がミドルシュート。レオネッサも26分、CH澤を起点に左SH高瀬のスルーパスにOH京川が抜け出しシュート。GK福元がセーブした。
 そして27分、中盤やや深い位置からのFKを宮間が蹴ると、GK海堀の逆をついてそのままゴールに飛び込む。湯郷ベルが同点に追いついた。
 その後はベルのプレスが早く、優勢にゲームを運ぶ。35分、今度はやや左サイドからの宮間がFK。これは枠を外す。レオネッサも反撃する。40分、左SH高瀬のサイドチェンジから右サイドを右SH川澄が駆け上がり、GKと一対一からシュート。だが最後までGK福元が動かず、シュートはサイドネット。さらに43分、右SH川澄がDFの股を抜いて突破。ミドルシュートを放つが、GK福元がファインセーブ。前半は1-1で終えた。
 後半も序盤は互角の展開。5分、左SB水島のクロスをFW有町が落とし、CH宮間がミドルシュート。12分、右SH川澄がドリブルで抜け出し、左に流して京川がシュート。18分にはCH中島に代えてゴーベルを投入。22分には道上に代えて左SH渡辺を投入。高瀬をCFに上げる。
 24分、川澄のドリブルから右に流してCF高瀬がシュート。GK福元がナイスセーブ。26分、CB加戸から川澄がボールを奪い、そのままドリブル。ミドルシュートはGK福元が正面でキャッチ。31分にも右SH川澄のドリブルから右に流してCF高瀬がシュート。これもGK福元がファインセーブを見せる。レオネッサ・ペースだが、後半はOH京川が消えてしまった。36分、OH京川は増矢に交代。
 ベルもしっかり守って宮間のロングパスやセットプレーからチャンスを窺う。36分、宮間のFKのクリアを左SH中野がボレーシュート。バーを叩く。39分、DFからのフィードにCF高瀬が抜け出すが、シュートは枠を外す。43分、CH澤の縦パスから右SH川澄が左サイドにドリブル。ライン際から戻したボールに澤がミドルシュート。だがGK福元が正面でキャッチした。ベルも44分、左SH中野のクロスにFW松岡がダイビングヘッド。湯郷らしい攻撃だったが、これはオフサイド
 結局このままタイムアップ。ゲームは1-1のドローで終わった。レオネッサも復調の兆し、そして湯郷ベルも特長をよく出したゲームだった。これで首位レッズレディースとの勝点差は3。いよいよ来週は首位決戦。TV中継がないのが残念だ。