とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

プレミアリーグ 第22節 スウォンジー対チェルシー

 チェルシーは前節のゲームで負傷したアスピリクエタに代わりフィリペルイスが先発。GKは引き続きチェフが先発したが、あとは前節と同じ。いつものメンバーが先発した。対するスウォンジーはFWボニが移籍、MFキ・ソンヨンがアジア杯で欠場、CHシェルビーも累積で欠場とメンバーがそろわない。ポルトガルから移籍したOHオリベイラが初先発をした。
 開始1分、CHシギュルズソンからのパスをCHトーマス・キャロルがトラップミス。こぼれ球を拾ったオスカルがミドルシュートを放つと、これがゴールに飛び込む。幸先よくチェルシーが先制点を挙げた。直後の2分、CHシギュルズソンがミドルシュートを放つが、右コーナーに当たってゴールにならない。この差がその後のゲームを決めた。
 序盤スウォンジーが反撃したが、すぐにチェルシー・ペースとなって攻めていく。13分、OHオスカルのミドルシュートはGKファビアンスキーがナイスセーブ。こぼれ球を右SHウィリアンがミドルシュートするも枠を外す。18分、左SHアザールのクロスからOHオスカルがミドルシュート。19分、左SHアザールミドルシュートはGKファビアンスキーがナイスセーブ。
 そして20分、CHセスク・ファブレガス、右SHウィリアン、OHオスカルとワンタッチでパスをつなぐと、セスクの縦パスにCFジエゴ・コスタがフリーとなりシュート。チェルシーが追加点を挙げる。25分、CFゴミスのミドルシュートは苦し紛れ。29分、セスクから右に流すと、SHアザールの縦パスにセスクが走り込んで、クロスにSHウィリアンがシュート。ポストを叩く。
 そして34分、チェルシーの早いプレスにパスの出し所がないスウォンジーはCBフェルナンデスがバックパス。これをCFジエゴ・コスタがカットしてシュート。3点目を挙げる。さらに36分、右SHウィリアンのパスにCFジエゴ・コスタが絶妙のトラップから走り込み、戻しのパスをOHオスカルがシュート。チェルシー、なんと前半のうちに4点目。44分には自陣深くからCHセスクが前線にフィード。ハーフライン手前からCFジエゴ・コスタが走り込み、GKファビアンスキーもかわして戻したパスに右SHウィリアンがシュート。しかしバーに嫌われる。
 後半に入るとスウォンジーも前から攻めていくが、チェルシーの守備は堅い。13分、CHセスク・ファブレガスのパスから左SHアザールがドリブルでDFをかわし、クロスにセスクがシュート。しかしGKファビアンスキーがセーブした。スウォンジーは17分、21分とOHオリベイラミドルシュートを放っていくが、枠には飛ばない。32分、OHオスカルがドリブルからミドルシュート。わずかに左ポストに右に外れる。
 そして35分、右SBイバノビッチの縦パスをOHオスカルが受けて、走り込む右SBイバノビッチにパス。イバノビッチが戻すと右SHシュルレがシュート。ついに5点差。最後はゆっくり時間を使ってタイムアップ。危なげないゲーム運びで5-0とチェルシーが勝利。次節、マンCとの首位決戦を向けて勢いのつく勝利を挙げた。
 チェルシーのサッカーは完璧。どうしてトットナムにあそこまで完敗したのかわからない。ヤヤ・トゥーレのいないマンCに対して、ほぼ欠場者がいないのもチェルシーの強さを際立たせる。この勢いでマンC戦もいい調子で迎えられそうだ。