とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

アントラーズの優勝への邪推/ワールドカップの組合せ結果から思う強化対策

 このブログへの12月5日のアクセス数が今までにない件数に上り、少しビックリした。日本のワールドカップ南アフリカ大会の組合せが決まり、デンマークとの対戦が決まったことから、前に投稿したデンマークvsポルトガル戦の観戦記に対してアクセスがあった模様。マスコミも日本が対戦するオランダ、カメルーンデンマークの戦力を伝え、ベスト4への可能性を語っている。
 マスコミはいつものようにやや甘めの期待を煽る報道が多いようだが、サッカーフリークのブログを読むと、やはり厳しい組に入ったという評価が多い。いいとこ1分2敗。順当だと3敗。希望的に1勝1敗1分といったところか。初戦のカメルーン戦が勝負というのも同感。
 運良くカメルーンにいつもの内紛が発生したり、勝負の綾で日本が勝つようなことがあれば、グループリーグ突破も可能性がないわけではない。しかしその場合でも、デンマークの攻撃を0点に抑え、かつデンマークがオランダにボロ負けすることが条件か。
 若しくは3分で総得点勝負? しかしどの国も引き分けすら奇跡が必要な相手。そう考えると、今後、日本は守備力の強化が絶対的に必要ではないか。そしてそれが今まで最もやってこなかったことだ。
 やはり無理だ〜〜っと気持ちがしぼむ。スペイン、ブラジル、コートジボワールポルトガル。強豪の集まるG組・E組の対戦を楽しみにしようっと。

 週末のもう一つの話題がアントラーズの優勝。NHK総合BS1で同時中継していて、同時刻に抜けられない用事があったので、どちらを録画しようかと迷ったが、アントラーズvsレッズを選択。フロンターレの優勝を期待しているのなら、フロンターレ戦を録画すべきだった。応援する気持ちに反して予想どおりアントラーズが勝利。結局後から見直す気も失せて見ることなく消去してしまった。自己懺悔。
 今シーズンは夏前にアントラーズが独走して、この逃げ切るかと思っていた。それが予想外の5連敗。しかし追いかけるガンバやフロンターレもイマイチ勝ちきれず、伏兵エスパルスが首位に立つ展開。そんなモタモタの中で、中田浩二の起用からアントラーズが立ち直り、最後はフロンターレトリニータ戦の取りこぼしが致命傷になってアントラーズが優勝。いろいろあったけど、落ちつくところに落ちついたという印象。つまらないけど。
 MVPは野沢か、小笠原か、興梠か。いろいろな予想があるだろうが、今年はホント混戦。該当者なしが一番穏当な気もするが、そうもいかないだろう。ストイコビッチマリノス戦のボレーシュートが一番印象に残っていたりして・・・。
 それにしても、結果的に振り返ると、ナビスコ杯の表彰式でのフロンターレ批判がこの結果を生んだのではないかと思わずにはいられない。あの場面で森が批判され、自主的な出場辞退。そしてトリニータ戦で久しぶりに交替出場した直後に、森が抜かれて金崎からフェルナンジーニョに渡っての決勝ゴール。結局、このゴールがJリーグの今シーズンの結果につながった。
 もちろんこじつけという意見が多いだろうが、私にはこの結果は、どうしてもフロンターレに優勝して欲しくないJリーグ執行部が画策した結果ではないかと思えてならない。邪推と言われるだろうが、そんな因縁を考えるのもサッカーの楽しみ方の一つと許して欲しい。