とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

マンCの楽しいサッカーが戻ってきた、かな? 守備陣はボロボロだけど。

 プレミアリーグ第7節。先週行なわれたゲームをようやく観戦。優勝候補と言われながら7位と取りこぼしが目立つマンC対ここまで無敗、4位につけるエバートンの対戦。エバートンはバリーが期限付き移籍のため、このゲームに出られず、オズマンとマッカーシーボランチを組んできた。
 5分、CHヤヤ・トゥーレミドルシュート。GKハワード、ナイスセーブ。7分、左SBコラロフのFK。12分には左SHダビド・シルバのCKにコラロフがヘディングシュート。マンCがペースを作り攻めていく。14分にはアグエロを起点にD.シルバのクロスから右SHミルナーがシュート。エバートンも直後、左SHネイスミスのスルーパスにCFルカクが抜け出してシュート。GKハートがセーブ。
 そして16分、CBジャギエルカのフィードにCFルカクが裏に飛び出し、滑り込んだCBレスコットをかわしてシュート。エバートンが先制した。しかしマンCもその直後の17分、CBコンパニーの縦パスをD.シルバが落とし、入れ替わるように受けたCHトゥーレのスルーパスにCFネグレドが抜け出してシュート。すぐに同点に追い付いた。
 その後はマンCが押し気味の展開。26分にはCHフェルナンジーニョのFKからD.シルバのスルーパスにOHアグエロがシュート。だがわずかにポストの右に外す。エバートンもよく闘う。30分にはOHバークリーのパスに右SHミララスが抜け出し、ヘディングシュートを放つが、GKハートがファインセーブ。ただしミララスのポジションはオフサイドの判定だった。
 このまま同点で前半を終えるかと思った45分、D.シルバのスルーパスにOHアグエロが抜け出しシュート。きれいな連携で前半のうちにマンCが1点を勝ち越した。
 後半立ち上がり、DFとGKの受け渡しがもたついた隙を突いてCFルカクが迫り、あわやという場面を作ったが、その後はマンCペース。次々にパスを回しては攻め込んでいく。しかしマンCのDF陣は満身創痍。前半34分、CBコンパニーが足の故障を訴えてナスタシッチと交代すると、後半13分にはコラロフが額から血を流してクリシーと交代する。
 エバートンは18分、オズマンに代えてギブソン、ミララスに代えてデウロフェウを投入。その後、マンCは右SBサバレタまで鼻血を出して治療を受ける。守備が大丈夫かと思ったが24分、治療を終えた右SBサバレタがY.トゥーレにパスを出して走り込むと、スルーパスにそのままPA内に入っていく。するとエバートンの右SBコールマンが手をかけて倒してしまう。PK。これをアグエロが決めて、マンCが3-1と突き放した。
 エバートンも27分、右SBコールマンのドリブルから右SHネイスミスがシュート。だがDFがブロック。34分には左SBベインズのFKのクリアをCHマッカーシーが前に送り、CBディスタンがヘディングシュート。だがGKハートが悠々セーブした。
 マンCは34分、アグエロに代えてナスリを投入。37分、ナスリのスルーパスネグレドが抜け出しシュート。GKハワードの正面。さらにアディショナルタイム4分にはナスリがY.トゥーレをポストにドリブルで抜け出し、GKと一対一。しかしシュートはGKハワードがナイスセーブ。そしてタイムアップ。特に後半は一方的にマンCが攻めて、3-1で勝利した。
 D.シルバやアグエロを中心にクルクルとパスが回るマンCは楽しい。ネグレドが強さと巧さを見せれば、フェルナンジーニョも読みのいい守備で貢献する。だが守備陣は心配。特にコンパニーの負傷は気掛かりだ。エバートンはバリーの不在が大きかった印象。しかし両チームのサッカーは楽しく好きだ。中断明けの活躍と上位進出を期待したい。