とんま天狗は雲の上

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プレミアリーグ第30節 レスター対ニューカッスル

 岡崎が2ヶ月ぶりのゴールを挙げ、大喜びしていた。ホームでの初ゴールということで特に喜びを爆発させたということだと思うが、オーバーヘッドキックによるシュート。そしてこのゲーム唯一のゴールで決勝点となったわけだから、まさに値千金のゴールだ。

 序盤は降格圏内に苦しみ、ベニテスを新監督に迎えたニューカッスルが攻めてくる。3分、OHワイナルドゥムのドリブルからこぼれたところを右SHペレスがシュートするが、わずかにポスト右に外す。直後の4分にも左SHシソコのクロスにCFミトロビッチが競ったこぼれ球を左SBコルバックがミドルシュートを放つ。しかし当初の攻撃をはね返すと、ゲームは次第にレスター・ペースとなってくる。13分には、右SHマレズのスルーパスにCHドリンクウォーターが走り込んでゴール前にクロスを入れるが、走り込んだFW岡崎にわずかに合わない。18分、右SHマレズが切り返しからミドルシュート。19分には左SHオルブライトンのCKからCBフートがヘディングシュートを放つ。

 そして25分、中盤右サイドからのFKを右SHマレズがゴール前に放り込むと、DFのクリアを左SHオルブライトンが拾ってもう一度クロス。ファーにこぼれたボールをFWバーディーがヘディングで折り返したところをFW岡崎がオーバーヘッドキックでゴールを決めた。叩きつけるナイスシュート。レスターが先制する。

 その後は完全にレスター・ペース。28分、左SHオルブライトンがドリブルからミドルシュート。36分、FWバーディーからいったん右に流して、右SHマレズが落としたボールをバーディーがシュートを放つ。FW岡崎は運動量多く、ニューカッスルの選手が中盤でボールを持つと積極的に下がってプレスをかけてボールを奪う。左SHオルブライトンともども運動量では出場選手の中でも秀でていた。前半はこのまま1-0で折り返す。

 後半に入ると序盤、ニューカッスルが反撃に入る。しかしレスターが高い位置からプレスをかけていくと次第にレスター・ペースに戻ってくる。すると11分、ベニテス新監督が動く。CHアニータに代えて右IHタウンゼントを投入し、布陣も4-3-3として攻撃の圧力を強めてくる。13分、右FWペレスのスルーパスに左SHシソコが走り込み、クロスに右SBヤンマートがゴール前まで上がってシュートを放つ。17分、右FWペレスのミドルシュートは左サイドネットを揺らす。

 それでもレスターの守備は崩れない。しっかりプレスをかけてニューカッスルの攻撃を封じる。特にCHカンテの読みが鋭い。再三、ニューカッスルの攻撃の芽を摘んでいく。そして20分にはFW岡崎に代えて左SHシュルップを投入。オルブライトンを右SHに回し、マレズをトップ下に入れて中盤を厚くする。さらに30分にはオルブライトンをウジョアに交代する。ニューカッスルは25分、右SHペレスに代えてOHデヨングを投入。

 37分、右IHタウンゼントの突破からクロスのこぼれ球を左FWシソコがボレーシュート。CBフートが身体を張る。折り畳んだ腕に当たったが、PKは取らない。40分、右IHタウンゼントから右に展開し、右SBヤンマートのクロスをCFミトロビッチが落としてOHデヨングがシュート。GKシュマイケルがセーブ。最後は4分間のアディショナルタイムをレスターがうまく使い、危なげなく守りきってそのままタイムアップ。1-0でレスターが勝利した。

 これで2位トッテナムとの勝ち点差は5。残り試合は8ゲーム。たぶんこのまま行けると思うけど、いよいよプレミアリーグは最終盤に突入した。岡崎のさらなるゴールを期待したい。