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とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

プレミアリーグ第33節 マンチェスター・ユナイテッド対チェルシー

 首位チェルシーが敗れた。マンチェスター・ユナイテッドは首位チェルシーに対して、ELから中2日となるイブラヒモビッチを温存してリンガードとラッシュフォードを2トップで起用。右SHエレーラを左FWアザールマンマークにつけて、徹底的に守る作戦。ラッキーなゴールにも恵まれ、2-0とチェルシーを撃破した。モウリーニョ監督、してやったりの采配だ。もっともサッカージャーナリストの後藤健生氏は「モウリーニョの執念がチェルシーを止める マンチェスター・Uの守備作戦はどう評価されるべきか?」と批判している。まずはゲームを観てみよう。

 序盤からマンUが積極的にプレスをかける。6分にはFWリンガードがCBダビドルイスにプレスをかけてボールを奪い、FWラッシュフォードがシュートする。そして7分、GKデヘアからのフィードをCHマティッチがカットしてドリブル。プレスに来た右SHエレーラをボールを浮かせてかわそうとしたところが、エレーラの手に当たる。しかし主審はファールを取らず。これでボールを奪ったエレーラはそのままドリブルをして長いスルーパス。FWラッシュフォードがギリギリのタイミングで抜け出してシュート。マンUが先制点を挙げた。

 その後もマンUのプレスが早い。16分にはCHポグバの縦パスからFWラッシュフォードがポストになって、FWリンガードが左に流すと、左SHヤングのクロスがゴール前を横切る。ラッシュフォードが今一つ合わせられなかった。29分にはCHポグバからのパスを受けて、左SHヤングがミドルシュートを放つ。

 マンUのプレスの前になかなか思うように攻められないチェルシー。それでも30分を過ぎて次第にプレスが弱まってくると、42分、右FWペドロがカウンターでボールを前に運ぶ。が、マンUはDF4人で囲んで奪い取る。アディショナルタイム46分、CFコスタのポストプレーからCHカンテがドリブル。右FWペドロが中に切れ込むと、左FWアザールとパス交換。ところがこれも右SHエレーラがカットする。こぼれ球をCFコスタがミドルシュートを放つが、なんとこれがチェルシーの初シュート。47分にはFWリンガードのクロスのこぼれを左SHヤングがミドルシュート。これは枠を捉えられない。前半は1-0。マンUのリードで折り返した。

 後半もマンUが高いプレス。そして4分、左SHヤングのクロスは一旦ははね返されたが、ヤングがもう一度ドリブルで仕掛けると、こぼれ球を右SHエレーラがミドルシュート。これがDFに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれる。マンUが後半早々に追加点を挙げた。7分にはFWラッシュフォードの落としからFWリンガードがミドルシュートチェルシーも直後の7分、右FWペドロがミドルシュートを放つが、枠を捉えられない。

 攻めざるを得ないチェルシーは9分、モーゼスに代えてOHセスク・ファブレガスを投入。布陣を4-2-3-1に変更する。左SBアスピリクエタ、右SBズマ。モウリーニョもこれに対応して15分、FWリンガードに代えてCHキャリックを投入。フェライニをトップ下に上げる4-2-3-1。16分、CHキャリックの縦パスからCFラッシュフォードがシュート。チェルシーも20分、右SHペドロが切り込んでミドルシュートを放つが、枠を捉えられない。

 直後の21分、CHマティッチに代えて右SHウィリアンを投入。ファブレガスをボランチに下げて、アザールがトップ下。ペドロを左SHに回す。だがマンUの守備は崩れない。24分にはCFラッシュフォードがCBダビドシルバを引きずるようにしてシュートを放つ。GKベゴビッチがナイスセーブ。その後も守るマンUの守備を最後まで崩すことができずタイムアップ。2-0でマンUが勝利した。

 チェルシーはGKクルトワもケガでベゴビッチが初出場。さらにメンバー発表後にマルコス・アロンソが体調不良を訴え、急きょズマを先発させる羽目になるなど、ゲーム前から不運は続いていた。この敗戦で2位トッテナムとの勝ち点差は4に縮まった。残り5試合。俄然、優勝争いが面白くなってきた。一方、マンUの5位は変わらないが、CL圏内の4位マンCとの勝ち点差は4。しかも残り試合はマンUの方が1ゲーム多い。そして次々節にはマンCとの直接対決が待っている。マンチェスター・ダービーが今から楽しみだ。