とんま天狗は雲の上

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プレミアリーグ第34節 トッテナム対マンチェスター・シティ

 前節のマンチェスター・ダービーは2点先取してからの逆転負け。そしてその前後に戦ったCL準々決勝でもリバプールに3失点、2失点で完敗の3連敗。まさかここからズルズル行くことはないだろうが、そろそろ連敗を止めたいところ。だが相手のトッテナムはこのところリーグ6連勝中。5位チェルシーとの勝ち点差は10。今節はチェルシーが先に勝利を挙げており、トッテナムも7連勝とつなげたい。トッテナムはラメラを右SHに起用する4-2-3-1。一方、マンCはフェルナンジーニョが累積欠場でギュンドアンがアンカー。ワントップはアグエロがケガでジェズスが先発した。

 序盤からマンCが飛ばしてくる。4分、左IHダビド・シルバのドリブルから右に流して、右FWスターリングの戻しからシルバがスルーパススターリングが走り込んで、クロスに左FWサネがボレーシュート。ポストを叩く。8分には左IHダビド・シルバのワンタッチの落としに右FWスターリングが走り込んでミドルシュート。さらに9分、左IHダビド・シルバが横に流して、右IHデブルイネがミドルシュート

 12分、トッテナムの右SBトリッピアが前方へフィード。しかしGkエデルソンの位置が高い。ハーフラインを少し過ぎた位置ではね返した。どこにいたんだろう? その後もマンCが攻め続ける。19分には右IHデブルイネの縦パスに右FWスターリングが走り込み、クロスにCHギュンドアンがシュート。DFがブロックする。そして22分、CBコンパニーのフィードにCFジェズスが抜け出し、シュート。マンCが先制点を挙げた。

 23分には右SBトリッピアの縦パスをCBラポルテがカットして逆に縦パス。左IHダビド・シルバの戻しをCHギュンドアンが縦パス。右FWスターリングが走り込んだところへ、GKロリスが飛び出す。スターリングは右へパスをするが、その足をGKロリスが蹴り上げてファール。ビデオではピッチの外に見えたが、主審はPKを宣告。25分、ギュンドアンがPKを決めて、マンCが追加点を挙げた。

 トッテナムもさすがに2点を取られて、攻め始める。31分、右FWラメラがミドルシュート。そして42分、CHデンベレの横パスから左SBデイビスが縦。CFケインのスルーパスにOHエリクセンが走り込んでシュート。トッテナムが1点を返す。前半は2-1。マンCの1点リードで折り返した。

 後半は一転、トッテナムが高い位置からプレスをかけて攻めていく。守るマンC。19分には左FWサネに代えて右CBオタメンディを投入。3バックにして守備を固める。トッテナムも19分、右FWラメラに代えてソンフンミンを投入。攻めたいトッテナム。しかしマンCは20分、OHエリクセンのパスを左CBラポルテがカットすると、FWスターリングがスルーパス。左SHダビド・シルバが走り込んで、クロスにスターリングがシュート。しかしDFがブロック。26分にも右SHデブルイネから右に展開すると、右SBウォーカーのクロスをGKロリスがセーブ。しかしはね返したボールがスターリングの足元に。GKをかわしてシュートを放つが、これもDFにブロックされる。前節からゴールに見放されているスターリング。

 しかしその直後の27分、デブルイネのCKがファーにこぼれたところをFWジェズスがシュート。DFに当たってコースが変わったシュートをGKロリスがファインセーブ。だがはね返りをスターリングが押し込んだ。マンCが3点目を挙げた。28分、トッテナムはCHデンベレに代えて右FWルーカスを投入、ソンフンミンを左FWに回す。ダイアーのワンボランチ。マンCも31分、FWジェズスに代えて右SHベルナルド・シウバを投入。両WBも下がって5-4-1。守備を固める。

 38分、左IHアリがミドルシュート。42分、右FWルーカスのクロスに右IHエリクセンがシュート。アディショナルタイムにも右FWるーぁすがミドルシュートを放つが、GKエデルソンがナイスセーブ。最後までマンCが守り切って、3-1で勝利した。

 そしてその後に行われたゲームでマンUウェストブロミッチに負けて、マンCの優勝が決まった。残り5試合を残して勝ち点差16。圧倒的な成績で優勝を飾った。この後、マンCが残している相手は17位スウォンジー、14位ウェストハム、15位ハダースフィールド、13位ブライトン、そして最終戦が18位サウサンプトンと下位チームが続く。その結果によっては降格チームにも影響があるが、仮に5連勝すれば勝ち点は100を超える。すごい。今後いったいどこまで勝ち点を積み上げるのだろうか。