とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

眠りを誘うバーレーン戦

 昨日、陽気に誘われ、畑仕事。その後、鍼灸院に行って、ただでさえ眠くなる条件が揃っていたのに、バーレーン戦の単調な展開に眠気が抑えきれず、昨夜のうちに見るのはあきらめた。ところが、今朝になってもやはり眠たい。前半は、FKから中澤のヘッドのシーンを覚えているくらいで、あとは確かにゴール近くまで何本かパスがつながるものの、最後のところでミスやDFに押さえ込まれるシーンが続いき、気が付いたら前半終了。ああ、眠かった。
 後半開始直後、同じような動きから玉田が倒されて、初めてゴール正面からのFKをもらい、俊輔が決める。マチャラ監督じゃないけど、まあ、運がよかった、ということで。
 これでバーレーンが攻撃的になったせいか、日本が大きくボールを動かすことできるようになり、12分の中村から達也へのパス・シュート、19分の玉田から内田に振ってバーを叩くシーン、さらに28分の大久保から内田と目が覚めるシーンが増えてきた。
 このゲームで一番のキーマンは遠藤。バーレーンの4番・ファタフィをマークし、バーレーンの中盤から前への攻撃の芽をことごとく摘み取っていた。さすが。
 30分過ぎに達也が松井に替わった場面では場内から大きな拍手。松井に対する期待の高さが窺える。しかしそれほどいいシーンを見せることなく終わってしまった。それよりは橋本の方がらしさを見せていたように思う。
 玉田・達也という日本のちびっこ前線コンビは、速さがあることは認めるが、いかんせん決定力がない。玉田はCFと言いつつ、ほとんどゴール前を留守にして中盤深くまで戻っているし、達也も飛び出しは鋭いが惜しい場面までで終わってしまう。あれだけの速さの中で強いDFに密着守備をされれば、的確なコントロールが難しいのはわかるが、ならばもう一人タイプに違うFWがいてもいいのではないか。どうして巻や矢野を起用しないのだろうか。その方が一人でも相手DFを引きつけてゴール前が空きそうな気がするけど。
 そうなるとやはり替わるのは玉田かな。玉田が中盤にいても俊輔や遠藤の邪魔をしているだけのような気がするし、何より大久保とだぶっている。ドリブラーは一人で十分。
グランパスでも、ダヴィがいてこそ玉田も生きると言える。玉田よ、代表は大久保と松井にまかせて、早くグランパスに戻ってきてこい。