とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

暖かいクールビズ

 6月になってクールビズが始まった。わが社も1日から一斉にノーネクタイ・上着なしの服装に変わった。1日・2日は最高気温が28度近くになったので、半袖・ノーネクタイにしたが、水曜日から気温が下がり、最高でも25度程度になったので、さっそく服装に困った。
 内閣では全員かりゆし姿で集まっている画像が流れたが、さすがに一般の会社や社会では、かりゆし姿で歩いている人は見かけない。しかし長袖の白物ワイシャツにノーネクタイは間が抜けた感じがしていただけない。通勤時だけネクタイ・スーツ姿というのもなんだか。
 昨年の幹部会議の場にネクタイ・スーツで参加したら、社長に注意された人がいるという噂を聞き、「まるでお役所みたい。とんでもない」と思った。
 最近は、ノーネクタイで上着だけ着用するケースも多いが、それは通勤時やフォーマルな場でのことで、職場内では上着を脱ぐから、その時の服装を考えたい。いろいろ迷った末に、ボタンダウンの柄物シャツを着ていったところ、すっかり浮いていた。
 寒い時は寒いなり、暑い時は暑いなり。フォーマル時にはフォーマル、インフォーマル時にはインフォーマルな服装とコーディネートすべき。クールビズの趣旨は、環境対策のための冷房抑制だろうから、抑制するものは抑制してもらえばいい。だからと言って、自然の暑さ寒さに関わりなく、クールビズを強要するのは間違っている。
 そういえばクールビズが始まった頃、ネクタイ模様の描かれたTシャツなんてのもあったっけ。寒い日には暖かいクールビズというのがあればいいかも。