とんま天狗は雲の上

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椎間板ヘルニアで馬尾神経にマヒ症状が

 10月の始め頃に股の下、肛門の横辺りが痛くなった。その時は鍼灸院に行って治まった。11月の始めにまた再発した。今度は痛みがひどく鎮痛剤を飲んで眠りについた。その週末、また鍼灸院に行ったところが、「それは前立腺癌か、直腸癌か、若しくは痔だぞ」と言われ、翌月曜日に肛門科へ行った。
 昨年の同時期にイボ痔が出て、その肛門科で除去手術をしていた。その際、「肛門の中にまだ内痔核がある。手術を要するほどではないが、除去して欲しければ2泊3日でできるからいつでも来なさい」と言われていた。その内痔核が肥大しているのではないか。
 しかし内視鏡を入れての見立ては、「昨年と変わらない」「まず整形外科へ行って、うちに来るのはその後にしてくれ」。そしてLDL昨年手術時のLDL(悪玉コレステロール)の値が高かったことから「痔で死ぬことはないが、高コレステロールを放っておく方が怖い」とコレステロール薬の服用を勧められた。あのねえ(>_<)
 その足で整形外科に直行。内診、レントゲン検査の末、MRIも受けることに。初めてのMRI体験。ガンガンという音はそれほど気にならなかったが、「動かないように」という指示が辛かった。結果は後日と言われ、その日は帰宅。
 翌日、時間を作ってもう一度整形外科へ。「第5腰椎と第1仙骨の間の椎間板ヘルニアですね」「どうすればいいですか」「しばらく様子を見て、どうしても治まらなければ、ブロック注射や外科的措置も考えられます」「へっ!」「当院の腰治療の専門医師の担当日に再度ご来院ください」。ということで、翌週月曜に再診することになった。
 翌週の診断結果も前週と同じ。でもさすが腰治療が専門だけあって、自信ある態度で応対。「神経を整える薬と血流をよくする薬を3週間分処方するので、それでしばらく様子を見てください」。
 その後、股下の痛みは次第に少なくなってきた。最初は肛門から男性器にかけての感覚が鈍く、小便時にはじわっと痛みがやってくる状況だったが、次第にマヒ感覚も少なくなり、痛みというレベルではなくなってきた。肛門の横がジリジリとする感じ。立ちあがった直後はしびれたような感じが出るが、少し歩いていればしびれも治まってくる。それでも少し残業をした日の帰宅電車の中で、吊革につかまってじっとしていると痛さがじわっとやってきて、我慢ができなくなる。
 そんな状態が続いて、もう一度かかった鍼灸院の先生が言うには、「股下の神経は第3・第4仙骨から出ているはずで、第5腰椎と第1仙骨の間ではないと思うけどなあ」。
 その翌月曜日がちょうど3週間目の整形外科再診日。先生からは「もうしばらく薬を続けて様子を見ましょう」。そこで思い切って「肛門科や泌尿器科を受診した方がいいと言う人もいますが、どう思いますか?」。すると「行ってもいいけど、『整形外科へ行け』と言われると思いますよ。」(もう言われた(^_^;)。)「第5腰椎と第1仙骨の間のヘルニアで股下の神経障害は出るものでしょうか?」「はい、医学的にも十分説明できます」。
 ということで、今に至っている。今も何かモゾモゾした感じはあるけれど、次第によくなっている実感もあるのでこのまま様子を見ることにしよう。でも、股下の痛みはホント嫌なもんですよ。どうなるかと思った。