とんま天狗は雲の上

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おっと危ない! ETC車載器購入補助の残金支払い

 源泉徴収票自動車税納付証など、さまざまな書類の類をはさんでいるファイルを整理していたら、ETC車載器購入補助を利用した際の残金の支払い案内と振込用紙が見つかった。そろそろかなと思っていたが、今年の4月が支払期限だった。もう2年経ったんだ。というか、2年だったことも忘れていたが。
 残金と言ってもわずかに100円で、郵便局のATMを使って手数料が80円。郵便局を儲けさせるための制度みたい。イエローハットも残金が払われた購入者の確認をしているのだろうか。その手間の方が大変だ。でもそのうちに会計検査院が検査に入って、「適正に運用されていない」とか言うんだろうか。その時に、残金未払い者には、助成金の返還命令があると嫌だから、一応支払っておいた。
 ETCを設置して2年。直後に金沢へ行き、昨年は富山へ行った。盆暮れには妻の実家の沼津まで高速を利用したから、十分元は取れているだろう。だがその間に民主党政権になって、ETCの設置に関係なく無料や一律2000円になりかけた。
 ETC自体が高額・高機能すぎるとか、天下りの温床といった批判があるが、スタートした制度をコロコロ変えられるのもいかがなものかと思う。結局、高速道路の休日1000円は終了し、元に戻った。それはそれでよかったと思う。
 休日に限り、どこまで行っても1000円などという制度には、ガソリンの使用増大以外に大して効果はなかった。日帰り圏が広がっても、宿泊客が増えるわけではなく、休日の高速渋滞で物流への影響も大きかった。
 だが終了してみると、高速道路のETC割引制度をよく知らないことに気付いた。休日は半額だっけ。深夜や通勤時間帯の割引制度などかなり難しい。先日の園原ICまでの高速利用も半額になっていた。ラッキー! なんて喜ぶ人に割り引いてもしょうがない気もするが、ロードプライシングだと思えば、利用率の低い時間帯に料金を下げるのは理屈にあっている。利用者としては、割引があればうれしいだけだが、割引制度の仕組みをうんぬんするよりも、高速道路会計を透明化し、少しでも値下げしてもらえばいい。
 なんてことを思いつつ、180円也を支払った。どうもありがとうございました。