とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ある日突然、躁状態がやってきた(その2)

 (その1)の続きです。
 尿管結石騒ぎの後も私の回りにはバタバタと色々な出来事が発生する。どうも今年は人生最悪の年回りらしい。そもそも課長昇進で慣れない業務が続き、多くのストレスを抱える中、要所に優秀な人材は配備されているものの、仕事の配分とはあまりにアンバランスな状況。加えて、H氏からの偏執的な指示・命令。もっともアンバランスなMグループで最初に問題が発生したが、他のグループも積年の課題がよりによって今年噴出の兆しを見せる。
 Sグループは年度当初からこれまでなかったような他部署からの要求に追われる。Bグループは年度当初から昨年からの課題対応に加えて、来年度に向けたシステム改善の要求。また5年に1回の計画見直しの年にも当たる。東日本大震災対応もあった。Kグループは5年に1度の多忙年。Cグループも突然振ってわいたような課題検討要求。そしてHグループも全面的な業務見直しが年度当初から要求されていた。特にHグループについては、H氏が若い頃に始めた事業であり思い入れが深い。しかし矛盾も山積しており、これに大胆な改革案を述べたら逆鱗に触れた。その後、あまり触れないようにしていたら、何もしていないとまた逆鱗に触れる。
 こうした仕事に終われる中、尿管結石。しかも深夜、痛みに苦しんでいる中で翌日の重要会議への代理出席を友人に依頼。他にも、綿密に企画準備していた学会見学会が他の行事と日程バッティングしその後の代行調整に終われたり、例年にない突然のパーティセッティング指示や重要会議での予想外の反論。
 そして11月半ばにはH氏から、翌日の有力者との視察旅行の同行を急遽代われという指示。理由はバス酔いという見え透いた嘘。バタバタとした毎日に違う続く中、11月22日、また腰痛が悪化。それでも翌日が幸い祝日で、仕事がなければ腰も痛くなくなる。
 11月1日に、Mグループが担当する懸案事項について、他グループの有能なグループ長が担当するように業務分担を変更。本来やってはいけないことかもしれないが、これでようやく懸案業務がスムーズに廻るようになってきた。他のグループの業務も少しずつ課題が溶解し出した。
 そして11月28日の週がやってきた。月曜日、午前中の打合せは調子よく進み、今後の展望が見えてくる。ところが夕方、某課長がやってきて、H氏からの指示を伝えられる。直接指示をすればいいのに、どうして他を介して指示するのだろう。部下に作業を指示。
 29日(火)、コレステロール値が高いということで、保健指導を受ける。気さくな保健師さんで楽しいひと時。メンタルヘルスについて相談すると、いつでも電話をくださいと言われる。
 そして30日(水)。この日も朝から打合せ。快調に指示をして、こちらの懸案事項も将来展望が見えてきた。3時過ぎ、H氏が私のところにやってくる。話は月曜日に聞いた指示について。指示の意図などについて反論をするが、無理やりな理屈を述べて頑として引かない。加えて、これは局長が数週間も前に指示した内容だと言う。そんなことは聞いていない。部下に聞いても知らないと言う。後日、局長に聞いても「それはないな」と言ってもらう。だが頑として聞かない。仕方なく、「現在指示事項は調査中なので、調査結果が出たら相談します」と答えて議論を終える。私的にはかなりいい結果。主張すべきことも言えたし、何より課内で課員のいる前でできたのがよかった。
 と、快調に業務をこなした深夜、事件は突然やってきた。