とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

レッズらしいサッカーで勝利。ジュビロは暑さに負けた?

 土曜日の夜8時頃、スシローへ行ったら、やけに空いていた。みんななでしこのスウェーデン戦でも観てたんだろう。五輪で日本中が盛り上がる中、Jリーグが再開した。グランパスは昔の癖が出たのか、最下位9連敗中のコンサドーレに苦杯。コンサドーレに負けられるのはグランパス位しかいない。それにしても、いくらケネディ、永井、玉田がいないからって、闘莉王のFWなんて見たくない。それなら巻を使えばいいじゃないか。
 と言ってもテレビではやってないので、スカパーの無料放送の中から、3位対4位の上位対決、レッズ対ジュビロを観戦した。ベガルタサンフレッチェも引分けだったしね。
 2分、駒野がミドルシュートを放つと、7分には梅崎がミドル。序盤はジュビロがパスを回してレッズが守る展開。両チームがっぷり組み合って互角の展開。20分、阿部が縦に入れると、原口がワンタッチでさばき、マルシオ・リシャルデスが抜け出してクロス。柏木が走り込むが、その前でGK八田がキャッチ。するとジュビロも21分、駒野のCKをGKが弾いたところをロドリゴ・ソウトがオーバーヘッド。だが枠を外す。
 しかしここからレッズの動きがよくなる。26分、鈴木啓太アーリークロスを原口が落とし、柏木がシュート。ここはDFがブロック。しかし36分、GKから槙野が前線にフィードすると、原口がドリブルで上がり、惹きつけてクロスに柏木が見事なシュート。レッズらしいカウンターからのパスワークが出て、レッズが先制した。
 ジュビロは後方でパスを回すも中盤から前にボールが入らない。10分、ボランチの小林から山本脩斗へのパスを槙野が出足よくカットすると、そのままフィードに原口が走り込む。GK八田がわずかに触れて原口が倒れ込む。PKをマルシオが蹴るが、GK八田がスーパーセーブ、ここは得点を防いだ。
 この時に頭を打って、いったんは復帰したもののその後、原口は退場。代わりにポポが入る。ジュビロ山本脩斗に代えて小林祐希を投入。これで少しは前にパスが入るようになるが、前田まではいかない。
 17分、梅崎が中にパスを入れて、柏木がシュート。ここはGK八田がナイスセーブ。しかし33分、もう一度同じ形から梅崎のパスに柏木がキープ。DFとマルシオが寄ってきて、こぼれ球を阿部がミドルシュート。これが決まり、レッズがジュビロを突き放す。
 38分にも右WB宇賀神のクロスにマルシオループシュート。さらに43分、宇賀神のクロスに柏木がミドルシュート。最後までレッズが攻め続けて、そのまま2-0。レッズが首位との差を詰める勝ち点3を手に入れた。
 暑さの中のゲームが続く。ベガルタサンフレッチェも勝ち点を伸ばせない中で、じわっと詰めていく。五輪が終わってまたJリーグが注目される頃、いったいどんな順位になっているのか。レッズの好調さはしばらく続きそうだ。