とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ロンドン五輪が終わって

 ロンドン五輪が終わった。齢を重ねるに従い、五輪と五輪の間隔が短く感じられるようになってきた。W杯など同様のスポーツイベントが数多く開催されることもあってか、五輪に対する興味や興奮も次第に薄れてきたように感じる。今回のロンドン五輪もいつ開幕するか関心もないまま過ごしてきて、あれ、もう始まったの?っていう感じ。
 それでも開会式はなかなか素晴らしく、少しは五輪への期待が高まったが、その後がいけなかった。日本がメダルを期待した柔道で初日から惨敗。その後も惨敗を続け、それでも最初のうちは柔道しかないのか、日本以外の選手の試合をダラダラと放送するものだから、興ざめすることしきり
 同時に行われていた水泳も序盤は北嶋の惨敗など、高校生スイーマー萩野の銅メダル以外は目立った活躍を挙げられず、すっかりテレビ離れをしてしまった。アーチェリーなどテレビ局が注目していない競技でメダルが出て、柔道をダラダラと放送する位なら、五輪でしか見られない競技を放送したらどうかと思った。そう言えば、NHKではネットでマイナースポーツもストーリーミングしており、乗馬の法華津選手の演技はそちらで見た。
 で結局、楽しんでいたのはサッカー。男子の予想以上の健闘、そしてなでしこの円熟したゲーム運びなど、一瞬で決まる競技に比べて、サッカーのゲームとしての深さを感じる。
 後半に入り、体操の内村の金メダル、女子レスリングの金メダル、フェンシング団体の銀メダルなどがあって、ようやく盛り上がり始めたが、陸上が思いのほか不調。この週末はなでしこの決勝戦や女子バレーの日韓戦、ボクシングの村田選手やレスリングの米満選手の金メダルを楽しんだが、名残惜しいような、無駄な時間を過ごしてしまったような・・・。
 五輪の間にも消費税法案の成立や訳のわからない政局があり、韓国大統領の竹島上陸なんてのもあって、世界は五輪とは別に動いている。大して面白くもない五輪だったが、2週間もつきあっていると五輪のない過ごし方を忘れてしまったようで不安。今年の盆休みは帰省も1日の予定で後は仕事。
 今週末には女子U-20も始まるし、プレミアリーグも開幕する。こうしてまた日常が戻ってくるのかな。五輪っていったい何だったんだろう。