とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

バイエルン、ブンデスリーガでは異次元の強さ。好調フランクフルトを粉砕。

 ブンデスリーガを一人独走するバイエルン・ミュンヘン。第11節の相手は3位につけるフランクフルト。だが、全く寄せ付けない強さを見せつけた。
 それでもゲーム最初のシュートは乾。前半6分、ドリブルで中に切れ込み、ミドルシュートを放つが味方に当ててしまう。バイエルンは速い。9分、リベリーの縦パスにクロースが抜け出し、シュート性のクロスにロッベンが走り込む。わずかに届かなかったが、高いプレス。速い攻守の切り替え。ボールを奪うとあっという間に相手ゴール前まで人数をかけて攻め込む。12分、CHシュバインシュタイガーからリベリーが左サイドを上がり、左SBアラバがシュート。
 13分、乾がドリブルでPA内に侵入。タックルに倒れるが、シミュレーションの判定。イエローカードをもらう。乾がパスを受けてもあっという間に囲まれてパスの出しどころがない。焦ってドリブルすればこの結果。それでもそこからしばらくフランクフルトが何度かチャンスをつかむ。14分、トップ下マイアーからのパスにCFマトムールがヘディングシュート。18分、CHローデが左に展開し、オプチカのクロスに右SHアイクナーがヘディングシュート。ドフリーだったが、外してしまう。残念。22分には右SBユンクのクロスにCHローデがヘディングシュート。だが枠に入らない。
 バイエルンの攻撃は鋭い。25分、リベリーがドリブルで抉って戻しをシュバインシュタイガーがシュート。26分にはCBボアテングからのフィードにCFピサロが抜け出し、キープから戻すとクロースのスルーパスリベリーが抜け出してシュート。だが、GKトラップがナイスセーブ。フランクフルトも35分、オプチカのクロスにマイアーがヘディングシュート。シュートの数ではバイエルンに負けていない。
 だが44分、フランクフルトのCKからの攻撃をGKノイアーがセーブすると、長いフィードにアラバがドリブルで前に運び、スルーパスにCHマルティネスがスルーパスリベリーが走り込みシュート。あっという間の速攻で先制点を挙げた。さらに45分、リベリーがドリブルで攻め込み、クロスにクロースがシュート。GKトラップがスーパーセーブ。さらに直後、クロースのクロスにリベリーがヘディングシュート。またもGKトラップがファインセーブ。怒涛の攻撃を何とかGKトラップが持ち堪えた。
 しかし後半に入るとさらにバイエルンが押し込んでいく。それでも5分、フランクフルトがCHシュベグラーのFKをマイアーがヘッドでつなぎ、CBアンデルソンがヘディングシュート。バーにはね返される。うーん、フランクフルトにツキがないかも。
 逆に10分、アルバからリベリーとつなぎ、クロースがシュート。速い、速い。フランクフルトの選手たちが次第についていけなくなる。23分、CKに途中交代のCBバンバイテンがヘディングシュート。乾も24分、ドリブルからDFの股下を抜いてローデのスルーパスに抜け出してシュートを放つが、オフサイド
 そして32分、シュバインシュタイガーがドリブルでPA内に侵入すると、足を滑らせ倒れる。これがPKの判定。アラバが決めてバイエルンが2-0と突き放した。やっぱりフランクフルトの日ではなかった。35分にはリベリーがドリブルで抜け出してシュート。GKトラップがスーパーセーブ。37分、アルバがボールカットからサイドチェンジ。途中交代ミュラーのクロスにロッベンが走り込んでシュート。またもGKトラップがファインセーブ。ロスタイムにもアラバのミドルシュートをGKトラップが止めた。GKトラップの好セーブがなければ何点取られていたことか。さすが1試合平均3点はダテじゃない。
 途中で何度か寝落ち仕掛けたが、バイエルンの強さばかりがまぶたの裏に残っている。とにかく速い。リベリーロッベンだけじゃなく、アラバ、ラームの両SB、そしてMF陣のサポートする動きも速い。厚い。ブンデスリーガの中で唯一バイエルンが抜けている。CLもグループ首位を走る。さすがその強さは本物だ。