とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

崖の淵を歩き続ける2013年の日本。

 新しい年が始まった。
 昨年2012年は思いもよらないことが多く発生した1年だった。香川のマンU移籍には驚かされたけど、これはいい話題。笹子トンネルの事故は思ってもいなかった社会インフラの崩壊。今後、同種の事故が多く発生するのだろう。警鐘を鳴らす事故だった。
 そして最大のサプライズが突然の衆議院解散。未来の党に期待したけれど、終わってみれば自民党の圧勝。維新の党と合わせて2/3なんて最悪のことにはかろうじてならなかったが、憲法改悪には維新の党も前向きだから、参議院選挙後にはそういう方向に動いてくる。公共事業の拡大や無定見な財政緩和、国債・株価暴落を前にした外国ハゲタカ資本の投資による株価高騰・円安進行などにより一時的に吊り上げられた景気の元で参議院にも大勝した自民党がはたしてどういう日本を作っていくのか。
 頼りにするアメリカは財政の崖にぶち当たり、にっちもさっちも行かなくなる可能性が高い。そしてその脇を遮二無二ついていく日本。まさにそれは崖の淵。崩壊と隣り合わせ。
 新年の初めに暗い思いしか去来しない。来年は明るい元旦であってほしいものだ。来年はあるのか?