とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ガラケーだけで生きていく!

 娘が就職を前にして、携帯電話をスマートフォンに換えると宣言した。もっとも今時、学生でスマホを持っていない方が珍しい。彼女曰く、「学生のうちはメールアドレスや電話番号を変更するのも面倒だし、就職したらさまざまな連絡網などをバッサリ削られるから、それまでは携帯で我慢する」ということらしい。それが合理的なのかどうかよくわからないけど、要は面倒ということらしい。
 契約月が12月だから今月中に買い替えなければと言い出した。と今度はdocomoから1月末まで使える15750円の割引クーポンが届いた。一時はiPhoneにしようと言っていたが、最近はandroidでもいいかなと言っている。いったいどうするんだろう? ま、どちらでもいいけど、ausoftbankにするなら料金は自分持ちね。docomoのままだと今のまま一括で親が出すんだろうか?
 「iPhoneにするんならお父さんも一緒に、家族割引なんてないの?」と言っていた私だが、実は私も最近気持ちが大きく揺れ動いている。Windows8の発売以来、タブレット型のパソコンが注目を集めている。わが家のパソコンはiMacがお亡くなりになった後、衝動的にモバイルノートを購入。普段は机の上でモニターに接続して使用しているが、Windoes7starterは動画編集ができないなど動作制限が多く、昨年1月には2年の使用期限が過ぎてOfficeも使えなくなってしまった(LibreOfficeで代用)。
 だから家庭用にデスクトップのパソコンが1台欲しいと思うと同時に、iPadなどのタブレットがあれば妻がYou-Tubeで海外ドラマを見るときなど便利だとも思う。旅行先で食べログ検索やルート検索にも使えるし、何より年寄りにはスマホでは画面が小さく見辛い。
 やはりガラケータブレットか。でも、実際タブレットを使う機会を考えると、家と職場にはパソコンがあるし、通勤途上は貴重な読書タイムで、スマホが欲しいと思うことはまれだ。一番スマホが欲しいと思うのは仕事以外の外出時だが、娘が一緒なら娘のスマホで足りるし、いなければ我慢すればいい。少なくとも月数千円の接続費用を負担し続けるほどの費用対効果はないのではないか。
 そんなことやらあんなことやら考えた結果の結論として、娘はスマホに買い替える。親は今のガラケーで我慢する。というのが一番合理的かなあと思った。結局、今の時代、冷蔵庫や洗濯機はさすがに困るけど、テレビと言い、パソコンと言い、絶対なければ困るかと言えば別に困らないものが多い。当初の購入費だけであれば、その時の懐具合で決断もできるが、恒常的に費用がかかるモノの購入はよくよく吟味する必要がある。年々厳しくなる給与状況の中、いらないものを買う余裕はますますなくなりつつある。