とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

アーセナル、オクスレードチェンバレンの2発でクリスタルパレスを葬る。

 前節サウサンプトンと引分け、首位をマンUに譲り渡したアーセナル。今節は昇格組、14位のクリスタルパレスとの対戦。ゴール数が少なく守ってゴール前を固めるクリスタルパレスに対して、アーセナルが序盤から圧倒的に攻めていく。
 7分、OHエジルのスルーパスに左SBモンレアルが抜け出すが、シュートはGKスペローニに当てる。11分、右SHカソルラのFKは大きく枠を外す。
 クリスタルパレスの攻撃はOHシャマックが中心。13分、シャマックを起点にCFジェロームが落とし、シャマックがドリブルで前進しゴールに迫るが、トラップが大きくGKシュチェスニーに抑えられた。
 ゴール前に厚いブロックを作るクリスタルパレスに対して、アーセナルは細かいパスをつないで何とか崩そうとするが、崩しきれない。34分、エジルのFKにCBコシエルニが飛び込む。頭をかすめてゴールに向ったボールをGKスペローニがナイスセーブ。43分、同じような位置からのFKに今度はCBメルテザッカーがヘディングシュート。これはGKスペローニががっちりキャッチ。結局前半はアーセナルが攻めるも崩しきれず、0-0で終わった。
 後半も同じような展開でゲームに入る。が今度は早々にゲームが動く。後半2分、右SHカソルラのループパスに左サイドからCHオクスレードチェンバレンが走り込み、GKをかわしてシュート。アーセナルが先制した。
 これでクリスタルパレスも攻めざるをえなくなる。6分、CHディクガコイから左に展開。左SHパンチョンのクロスに右SHボラシエがヘディングでつなぎ、CFジェロームがヘディングシュート。だがGKシュチェスニーがナイスセーブ。逆に9分、アーセナルがSHカソルラのパスを左SHポドルスキがスルー。CHアルテタのスルーパスポドルスキが走り込みシュート。サイドネットに突き刺さる。
 その後、また膠着状態。27分、左SHポドルスキに代わりロシツキーを投入する。すると直後の28分、そのロシツキーが起点となってゲームが動く。左SHロシツキーからのパスをCHオクスレードチェンバレンがヒールパス。CFジルーがポストになって落とすと、オクスレードチェンバレンが受けてそのままドリブル、DFをかわして中に切れ込みシュート。勝利を決定づける2点目を挙げた。
 その後はパスをつないでゲームを閉じる。アーセナルの完勝。半分眠りながらタイムアップの笛を聞いた。
 さて、アーセナルは次節以降、強敵が続く。次節リバプール、次々節はマンU。そしてFA杯リバプール。さらにCLバイエルン戦。このゲームはCHにアルテタとオクスレードチェンバレンを置いて完勝したが、ラムジーウィルシャーウォルコットと負傷に加え、フラミニが前節一発退場で3試合出場停止となったのが痛い。代わりに負傷が癒えて戻ってきたカソルラやオクスレードチェンバレンは元気そうだが、攻撃の中心エジルに元気がないことも気になる。まさに正念場と言える状況だ。