とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

プレミアリーグ 第23節 チェルシー対マンC

 あれほど楽しみにしていた首位決戦なのに、観てみれば大したことない。マンCにヤヤ・トゥーレがいないことは承知していたが、チェルシージエゴ・シルバが出場停止でセスク・ファブレガスもケガで欠場。チェルシーの中盤コンビ、アザール、オスカル、ウィリアンだけでも他チームに比べて最強のメンバーだが、それならマンCのアグエロダビド・シルバヘスス・ナバスも遜色ない。ヤヤ・トゥーレがいないからと言ってセスクとジエゴ・コスタもいなければ、チーム力は互角。まさにそんな内容のゲーム展開になった。
 序盤からアウェイのマンCが積極的に攻めていく。1分、右SHナバスがミドルシュート。8分には右SHナバスから右に流してCHフェルナンジーニョがシュートを放つ。チェルシーも次第にプレスが厳しくなり、互角の展開になっていく。24分、右SBイバノビッチから左SHミルナーがボールを奪い、CFアグエロがシュート。GKクルトワがナイスセーブ。30分、CBコンパニーからCFレミがボールを奪い、ドリブルでサイドをえぐってクロス。OHオスカルがシュートを放つが、GKハートが正面でキャッチした。
 そして41分、右SBイバノビッチがサイドチェンジのクロスを送ると、左SHアザールが折り返し、CFレミがシュート。チェルシーが先制する。しかし直後の45分、OHダビド・シルバから右に展開。右SBサーニャの縦パスに右SHナバスが走り込みクロス。GKクルトワが弾いたボールをCFアグエロボレーシュート。シュートコースにシルバが走り込み、コースを変えてゴールに突き刺す。前半のうちにマンCが同点に追いついた。
 後半も互角の展開が続く。11分、OHシルバから右に展開。右SHナバスのクロスにCHフェルナンジーニョが走りこんでヘディングシュート。GKクルトワがセーブ。後半もマンCが積極的だ。20分には右SBサーニャの縦パスから右SHナバスのクロスに左SHミルナーがヘディングシュート。24分にはCHフェルナンジーニョミドルシュート。GKクルトワがセーブ。しかしお互いなかなか決定的なチャンスがつかめない。膠着状態。
 すると32分、マンCはCHフェルナンドに代えてOHランパードを投入。ミルナーをCHに下げる。対するチェルシーも35分、右SHウィリアンに代えてCFドログバ投入。レミを右SHに回す。39分、CFアグエロに代えてジェコを投入。チェルシーも42分、CFレミに代えてCBケーヒル。チェルシーは同点のまま、守りに入る。43分、OHシルバのスルーパスに走りこんだCHミルナーがシュート。しかし枠を外す。45分、マンCはシルバに代えてヨベティッチを投入するが、ゲームに変化なし。結局このままタイムアップ。首位決戦は1-1のドローで終わった。
 うーん、なんか消化不良。期待していただけにつまらないゲームだった。でも今シーズンはもうこれで両チームの対戦はない。これから優勝争いはどんな展開になるのだろう。サウサンプトンマンU相手の好ゲームを期待したい。アーセナルも台風の目になるだろうか。