とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ブンデスリーガ 第31節 ホッフェンハイム対ドルトムント

 EL圏内を勝ち点差2と3で追う7位ホッフェンハイムと8位ドルトムントの対戦。どちらも負けられない、いや是非とも勝利が欲しいゲーム。中3日でバイエルンとのドイツ杯を戦ったドルトムントは左SHロイスとGKバイデンフェラーが欠場。左SHにはムヒタリャンが入った。香川はもちろんトップ下。
 対するホッフェンハイムは今シーズン初めてそのゲームを観るが、序盤から激しくプレスをかけて、長いボールをFWに集めてくる。4分、左SHフィルミーノのパスからFWサライがスルーパス。FWモデストがシュートを放つが、GKランゲラクがナイスセーブ。惜しいチャンスを逃したが、その後も積極的にプレスをかけてくる。対するドルトムントも速いプレスなら負けない。ボール奪取からCFオバメヤンを走らせる。お互いショートカウンターの応酬。
 23分、CBスボティッチのクロスのクリアをCHギュンドアンミドルシュート。28分、CFオバメヤンのキープから右SHブワシチコフスキのクロスを左SBシュメルツァーがヘディングで落としてOH香川がシュート。しかしブワシチコフスキのクロスの時点でオフサイドを取られる。
 対するホッフェンハイムも31分、FWサライのポストから落として、FWモデストが右に展開。右SHフォルラントが強烈なミドルシュート。サイドネットを叩く。そして33分、左SHフェルミーノのクロスからCHシュベグラーが右に流すと、右SHフォルラントが左SBシュメルツァーをかわしてシュート。ホッフェンハイムが先制点を挙げる。
 しかしその直後、OH香川からのスルーパスに走り込んだ左SHムヒタリャンがCKを獲得。ムヒタリャンが蹴ったCKにCBフメルスがヘディングシュート。すぐにドルトムントが同点に追い付いた。その後41分、ドルトムントは右SHブワシチコフスキを左SHカンプルに交代。前半はそのまま1-1で終えた。
 後半1分、ホッフェンハイムは右SHフォルラントが中に切れ込んでミドルシュートドルトムントも2分、CHギュンドアンが右に展開。CFオバメヤンのクロスにOH香川が飛び込んでシュートを放つも今一つ合わない。枠を外す。その後もお互い激しいプレスの応酬が続く。
 12分、OH香川のスルーパスにCFオバメヤンが抜け出しかけるが、CBアブラハムが追い付いてプレス。オバメヤンの落としに右SHムヒタリャンが走り込むが、CHシュベグラーがチェックをかけてシュートを許さない。一方、ホッフェンハイムもなかなかシュートが決まらない。13分、右SBドゥルムのミスパスをカットしてFWモデストがシュートを放つが枠を外す。15分、FWサライのシュートはGKランゲラクの正面。16分、GKランゲラクがゴール前で弾んだボールの処理をミス。FWモデストがシュートを放つが、GKランゲラクがセーブ。CHシュベグラーのCKに左SHフィルミーノがヘディングシュート。しかしバーにはね返される。
 次第にお互い中盤のプレスが甘くなってくる。19分、CHギュンドアンのフィードにCFオバメヤンが抜け出すが、シュートは右に外す。29分、香川はここでFWインモービレに交代。39分、CHギュンドアンのスルーパスにFWオバメヤンが抜け出しシュートを放つが、GKバウマンがナイスセーブ。42分、CHギュンドアンのスルーパスに抜け出したFWオバメヤンのクロスにFWインモービレがシュート。しかしこれもGKバウマンがファインセーブ。45分、FWインモービレのポストからCHギュンドアンが抜け出してゴールに迫るが、シュートはCBビチャクチッチがブロック。アディショナルタイム、FWインモービレのシュートもGKバウマンが正面で抑えた。終盤はドルトムントが圧倒したが、ホッフェンハイムが粘り強く守り切ってこのままタイムアップ。1-1のままドローで終えた。
 結局、両チームとも6位アウクスブルクとの勝ち点差は変わらず。しかしブレーメンが2チームをかわして順位を上げ、8位・9位に順位を下げた。残り3ゲーム。ドルトムントは7位ブレーメンとのゲームを残し、まだまだEL圏内への可能性は残す。香川も調子がよさそうだし、何とか6位まで浮上してクロップ監督に最後の花束を贈りたい。