とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

卵パックの「反対側」が開けにくい

 卵パックが開けにくいと常々思ってきた。それでネットを見ると、「最近の卵パックは赤い糸が張ってあったり、両サイドに切れ目の入ったテープになっていたり、またはセロテープで止めてあったりするが、どのタイプが開けやすいか」といった内容の記事ばかりだ。「たまごパックを開けるときは『テープと反対側』がいい:塩くまぶろぐ」が検索の上位に挙がっているが、私が言いたいのはそんなことではない。その「『反対側』が開けにくい!」という話だ。

 上記のブログで紹介している卵パックの「反対側」がひとつながりになっているタイプで、その場合は私もそうしている。というか、そういうタイプの卵パックの場合は、テープを剥がした後で、使いにくければ反対側をハサミで切るだけで、「反対側から切ると使いやすい」ということは全くない。卵パックを開けた後も、卵が入っていない側をフタとして利用したい場合は、こうやれば利用できますよ、という話であって、パックを開けてすぐに冷蔵庫の卵ケースに卵を一つひとつ並べようとする場合には、テープを剥がせばパカッと開いてくれるので、何の問題もない。却ってハサミを出さなくてもいい分だけ、テープを剥がす方が省力化できて便利だ。

 問題は、その「反対側」が転々と溶着してあるタイプの卵パックだ。卵パックだけでなく、惣菜パックも何ヶ所か転々と溶着されているものがよくある。あれが開けにくい。でもネットで検索してもあまりこの種の記事がない。どうしてだろう? ひょっとして卵パックや惣菜パックの片側が点々と溶着してあるのは東海地方だけなんだろうか。それとも「点々と溶着」については指摘してはいけないことになっているの?

 個人的には、上記ブログにあるように、開ける側がテープ留めで、反対側がひとつながりになっているタイプのパックを、「テープの側を剥がして使う」のが使いやすいんだけど、そういうタイプの卵パックは少ない。つながっている部分のテープを剥がして、でもパカッと開かないもんだから、点々と溶着された側を手で無理に剥がしていく。この時に、卵が邪魔をしてすごく剥がしにくい。また、卵が割れないかと気になる。惣菜パックの場合には、汁などがこぼれ出ないかと心配になる。

 卵や惣菜をパック詰めするときの作業効率の問題なんだろうけど、誰かもう少し消費者のことを考えてくれないか。工場でパック詰め作業している人は私みたいなことは思わないのだろうか。