とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

修理して長く使う時代

 6年ほど前から使用している自転車のグリップのプラスティックが劣化し、ベタベタとして手が汚れる。昨年から出始めた症状だが、先日思い切っていつもの自転車屋さんへ相談に行った。
 「ハンドルの交換が必要で1万円弱かかる」と言われた。「自転車自体も寿命ですかね」と聞いたら、「うーん、少しずつ他の部分も悪くなるだろうから、とりあえずグリップにテープでも巻いておいたらどうですか」と言われ、そのまま帰ってきた。
 昨年、前輪のブレーキシューが磨り減って交換した際に、「リムが削られて相当に痛んでいるから、そのうちパンと割れるかもしれない」と言われた。が、今のところそのまま使用できている。サドルもかなり破れて、そろそろ交換が必要だ。それで「自転車自体も寿命ですかね」という質問になったわけだが、とりあえずは応急措置で対応することにした。
 スポーツ店でテニスのラケット用のグリップテープを購入(198円)し、ベタベタする自転車グリップに巻いてみた。裏表を間違えたり、色々戸惑うこともあったが、無事完了。週初めから気持ちよく自転車に乗っている。
 インターネットで検索すると、自転車の寿命はフレームが劣化したときで、半永久的に保つという記述もある。昨年は前輪のタイヤも交換した。それならハンドルもサドルもリムも交換すればいい。そんな気持ちが強くなった。
 先週はクルマのリアのブレーキランプが切れて、イエローハットで交換をしてもらった。部品代が252円で手間賃が525円。うーん、自分でやればよかったか。やり方はだいたいわかるが、どのランプを買えばいいかわからなかった。
 その前にはトイレのボールタップを交換した。これもこの数ヶ月チョロチョロしていたのをようやくホームセンターへ行って部品を購入し取り替えたもの。そう言えば1年ほど前には、大型電器店でシャワートイレが安く売られていたのを購入し、自分で取り替えを行った。が、付属部品ではうまく接続できず、急遽近くのホームセンターへ走ってフレキパイプを購入し接続したことがある。
 毎度バタバタするが、完了すると達成感がある。もっとも何でも自ら修理するのはちょっと辛い。無理せず専門業者に頼めばいいから、すぐに捨てて買い換えるのではなく、修理・交換して長く使い続ける時代になっていくように思う。