とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

人は簡単に熱中症になるのかも

 日曜日に資格試験に出かけた娘が、翌日の朝、熱があると会社を休んだ。まあ、疲れもあるからと思っていたが、翌日、会社近くのクリニックを受診したら、熱中症の診断を下され、その翌日も会社を休んでいた。妻に様子を聞くと、「1日寝ていたよ」と言う。熟睡して、夕立があったことも気付かなかったらしい。ちなみに、医者からは経口補水液が処方されただけで、あとは「翌日も会社を休むように」と指示されたそうだ。それを聞いたときは、「最近の医者は安易に熱中症の診断を下す」と思ったのだが。

 娘が会社を休んだ日、私は東京出張があり、午前中で仕事は済んだことから、午後から趣味のまち歩き。多摩ニュータウンを2時間余り、歩き回っていた。幸い前日までの猛暑ではなく、曇りがちだったので、ペットボトルを飲みながら、気持ちよく歩き回っていたのだが、しばらくすると陽が照り始め、さすがにしんどくなってきた。途中、自販機でペットボトルを追加購入。飲みながら何とか歩き終えた。

 しかし疲れた。水分だけでなく、糖分補給も必要かと思い、スタバに入って「フローズンティー グレープフルート&トマト」を飲んでいたら、頭痛がする。急に冷たいものを飲んだからかなと思いつつ、多摩ニュータウンを出て、帰路についた。だが、新幹線の中で頭痛がひどくなってくる。これは熱中症かも。糖分じゃなく、塩分が足りない。でも車中ではどうしようもない。仕方なくいつもカバンに入れてあるロキソニンを飲んだら、少し収まった。

 翌朝、頭痛は収まっていたが、何となく気持ちが悪く、身体がだるい。いつものウォーキングは中止して、ダラダラと朝を過ごし、会社へ向かう。幸い、屋外へ出たり、身体を使う仕事はなかったので、机に向かってダラダラと過ごす。だいぶよくなったかな。これはやっぱり熱中症だったろうか。今の時期、人は安易に、いや簡単に、熱中症になるのかもしれない。

 娘も翌日には出勤。でも会社がそもそもエアコンの利きが悪く、職場環境が最悪。出勤するだけで熱中症になりそうな状況。娘曰く「誰かが死ななければ直らない」。おまえが死ぬな。死ぬくらいなら休んで、低評価を受けて、クビになった方がいい。先日強行採決された働き方改革法では、劣悪な職場環境の放置は規定されていないんだろうか。