とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

大学生活1週間

 娘の本格的な大学生活が始まった。今週から授業が始まり、月曜日から嬉々として通学している。希望抽選にはずれて指定されたセミナーも「面白そう」と明るい顔だ。第2外国語の中国語も中国人の先生で「楽しそう」と言う。月曜日は体育実技の選択があり、希望どおり前期はバドミントンをやれることになった。
 火曜日の1コマ目は、著名研究者が週替わりで講義をする特別講座で、初日になんとあの益川先生が登壇し講義を受けたと言う。それを聞いた妻は「わたしも受けたーい」と宣ったが、娘曰く、「でも話が難しくて、何を言いたいか、よくわからなかった」。4講座のうち1講座を選択してレポート提出だそうで、「次に期待」とここは父と同じ「問題先送り」。
 講義が5分延長になり、次の講義の開始に遅刻。初めての大学は講義室がわからず右往左往のようで、娘と同様、講義室を探しまわる学生も少なくない。でも感心するのは、出欠取りが既に終わっていたので、授業終了後、先生に申し出て、出席にしてもらったこと。とても私の娘とは思えない。高校での指導の成果かなと思う。
 水曜日には、授業でビデオ作品を作るという講座があったが、講義室がわからないと言うので、構内図を見て一緒に探す。だって「語Vスタ」では無理だろう。たぶんココと目星を付け送り出したら、無事到着できたそうだ。受講者定員約25名のところ、時間どおりにたどりついたのは20名ほど。しかし遅刻してくる者が次々と現れ、最後は40名以上となり、抽選の結果、なんとか受講できることになったとか。最初にたどりついたのに抽選で落ちた人もいたそうで。いや、たどりつけてよかった。受講できてよかった。
 学食が混むというので、火曜日から弁当を持参。「学生になったのだから自分で作りなさい」と言われ、今までより30分は早く起き弁当づくり。私の分も一緒に作ってくれるのでありがたい。そのせいか、緊張疲れか、木曜日の午後一の授業は猛烈に眠気が襲い「ほとんど朦朧としていた」とか。授業の最後にレポート提出があったが、眠いこともあって時間がかかり一番最後になってしまった。そうしたら先生が「次の授業は何ですか」と話しかけてくれたそうで、「いえ、今日はこれで終わりです」「いいですねえ」とちゃんと対応できるところがエライなあ。ま、親バカですが。
 さすがに金曜日には疲れと慣れで、あまり話してくれなくなった。「線形代数が難しい」と言っていたかな。ま、がんばれ。親はアテにするな。できると思うな。
 サークルはどこにしようかといろいろ物色していたようだが、初めからねらっていた混成合唱団に入団届けを提出。今日、土曜日は初練習にでかけるそうだ。
 高校までと違い、自分で選択した授業、広いキャンパスを渡り歩く講義室、対等に対応してくれる先生。期待と好奇心で張り切って過ごした1週間がようやく終わった。いつもの数倍も疲れた、でも充実した1週間だったのではないか。この週末、しっかり充電して、また来週がんばろう。あまり無理しないでね。