とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

iPad、も当分様子見だな

 友人がiPadを購入した。WiFi版でネット接続環境のない職場ではその凄さがイマイチわからないとは言うものの、先日職場へ持ってきて自慢していた。
 第一印象としては、思ったよりも小さくて、軽い。操作性は慣れが必要だが、慣れればかなり易しい。パソコンや外部メディアとの接続はMacらしく閉鎖的だが、それはしょうがない。
 先日、地下鉄の車内でiPadを開いていた人を見かけたが、思った以上に明るくてびっくりした。充電電源も10時間近く保つとのことだから、持ち運び利用に支障はなさそうだ。
 内部メモリーにキャッシュしたデータでいくつかのアプリを動かしてみた。それぞれは操作性もいいが、移動中にどうしても使いたいかと言えば、それほどでもない。
 昨夜NHKニュースで、電子書籍ソフトの不足が放送されていたが、現状ではiPadを使ってまで読みたい本はない。近い将来、電子出版が当然となった時に閲覧方法はどうなるだろうか。iPadキンドルなどメディアを限定するような出版では市場規模が限定されるから、一般層を対象とした書籍は当然パソコン上での購読が可能となるだろう。
 現在、読書は通勤中が主だが、電子書籍が一般化した時には、携帯よりも大きくiPadよりも大きい文庫サイズの読書ツールが開発されるに違いない。それまでは電子書籍の一般化はないと思われる。
 現在、パソコンは自宅と職場にはあり、職場からのネットアクセスはかなり限定されているものの、それで困ることはない。その他のアプリケーションで、移動中に使いたいと思うようなものはない。ゲームマニアならありそうだが。iPadの前にスマートフォンの可能性を考えた方がいいかもしれない。
 先日バスに乗っていたら、iPhoneで不動産情報を検索する女性がいた。なるほどこういうふうに使うのかと思った。わが家では娘がパケホーダイを契約しているが、親はシンプルに通話とiモード契約まで。外出時に天気や時刻表を確認したいときは娘頼み。別にそれで困らない。
 iPhoneを持つ友人の自慢話を聞いたこともあるが、通勤中に新聞を読みたいとも思わないし。Experiaを購入した後輩もいるが、彼もまだ何に使えるか思案中だった。スマートフォンもまだなくてもいいな。iPhone 4 はかっこいいけどね。iPadならなおのこと。大きすぎるし、まだ使いにくそう。電子書籍がもっと普及したら考えるか。