とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

あけましておめでとうございます 2011年は激動の年の予感

 2011年。新しい年が始まった。毎年、正月は私と妻の両方の実家を回って終わる。年明けは私の実家の蒲郡で。昔は竹島へ初日の出を見に行ったけど、最近は寒いので遅くまで惰眠をむさぼる。妻のおせち料理をつまみながら、父の作ったお雑煮を食べて、ニューイヤー駅伝を見る。天皇杯は昼過ぎなので、例年妻の実家への移動中にラジオで聞く。今年はどんな結果になるのか。ビデオ録画してあるので、またじっくりと見てから感想をアップしよう。
 昨年はザワザワとして落ち着かない年だった。娘が製図実習で毎日遅く、猛暑の夏バテと睡眠不足で椎間板ヘルニアが発症した。例年、10ヶ所近く出かける旅行や街並み見学も昨年は数が少なく、家族揃っての写真もなくて、年賀状は合成画像でごまかした。
 世間も、民主党政権の凋落。普天間問題を解決に導けず鳩山内閣が退陣すると、代わった管内閣の迷走ぶり。参院選敗北はまだ想定内だが、その後も小沢叩きに明け暮れるばかりで、自ら無能振りをさらけ出した。景気対策エコカーとエコポイントで息をつないだが、来年度予算を見てもその先の展望が見えず、不安が増すばかり。究極の先送り内閣。
 喜ぶべきはドラゴンズの優勝。Jリーグ18年目のグランパスの初制覇。しかしドラゴンズは日本一を逃し、グランパスACL制覇という挑戦への途上と言える。W杯のベスト16はうれしかったが、その後の香川や内田、本田、長友などのヨーロッパでの活躍を見ると、次の2014年大会への期待がふくらんだ大会という気持ちが強い。
 こうして振り返ると、2010年は2011年に向けた「つなぎの年」だった。今年こそは、本当の意味で政治が刷新され、社会・経済が新しい局面を迎え、ドラゴンズが日本一となり、グランパスがCWCでヨーロッパ・チャンピオンに挑戦したい。
 でも猛暑の夏は翌冬に大地震が起きるという迷信が成就し、日本経済が破綻してスーパーインフレが起こり、グランパスが惨敗してJ2降格したらどうしよう。いやいや世の中、悲観的になってもしょうがない。大地震は大再生の幕開け。政界改変は新世日本の誕生。職場的にも新たな展開がありそうだ。希望を持って楽観的に生きていこう。