とんま天狗は雲の上

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ベテラン・ギグスが支えるマンUの強さ 第25節アストンビラ戦

 プレミアリーグ第25節からマンUアストンビラを観た。
 アストンビラはマンC、ウィガンを破り2連勝。イングランド代表ダレン・ベントが加入し、マンU相手にひと泡吹かないかと期待したが、なんと開始40数秒、GKファンデルサールの蹴ったFKにルーニーが抜け出し、シュート。あっさりマンUが先制点を挙げる。
 その後もアストンビラは、ボールキープ率は高いもののなかなかマンUゴール前に入っていけない。逆にマンUは速い攻撃。9分、ギグスからナニとつないでルーニーがクロス。アストンビラアシュリー・ヤングが孤軍奮闘。18分、ヤングからベントがシュートするが、GKファンデルサールが抑える。22分にはナニからルーニー、DFのクリアをナニが拾ってシュート。GKフリーデルがナイスセーブ。
 マンUはけっしてパスがきれいに回るわけではないが、プレスはしっかりしていて、アストンビラを抑え込む。30分、スローインからギグスがドリブルで中に切れ込みシュート。38分にはギグスのスルーパスにエブラが走り込みシュート。ギグスがよく効いている。
 40分にはナニのクロスにベルバトフがヘディングシュート。しかしこの日のマンUも切れ味ないなと思っていたら、前半ロスタイム。ナニのクロスにルーニーがCBの裏を取りシュート。一瞬で追加点を挙げた。まさに試合巧者。初めの1分で得点。終わりの1分で得点。
 後半もキックオフ直後にキャリックのスルーパスからナニが走り込む。アストンビラも2分、21歳の若手MFアルブライトンがヤングとのパス交換からクロス。ベントが倒されるもPKならず。
 それでも13分、ヤングがポストでつぶれてダウニングが右サイドを上がりクロスにベントがシュート。速い攻撃で1点を返した。
 しかし直後の16分にはギグスがドリブルでピッチを切り裂く。37歳にしてキレキレ。そして18分、ギグスのサイドチェンジをビディッチがヘッドで落とし、ルーニーがポストになってビディッチがシュート。あっさりと3点目を入れて突き放す。
 アストンビラも必死の反撃。21分にはCKからダンがヘディングシュート。25分にはヘスキーを入れると、直後に左45度からヤングがミドルシュート。バーを叩く。30分にはアグボンダホールを投入。中盤をダウニング、マクンの二人にして4トップ。両サイドも上がって実質2-4-4。だがマンUの守備は固い。そしてカウンターが怖い。
 29分、アンデルソンからギグスのクロス。32分、ルーニーがドリブルで抜け出し、あわや先制点の再現。39分、ナニがミドルシュート。GKが弾くとベルバトフがシュート。44分にはルーニーが強烈なミドルシュート
 結局アストンビラはもがくも最後までペースを握れず、マンUが3-1と逃げ切った。マンU強し。抜け目なし。ルーニーベルバトフ、ナニらを生かすギグスの力が侮れない。
 しかし次節のウォルバーハンプトン戦でマンUは今シーズン初黒星をつけられたんだよなあ。気の緩み? 疲れ? どうして負けたのか。録画もしたことだし、これは見なくては。