とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

マンUは第20節、ニューカッスルに完敗で2連敗

 波乱の第19節、最下位のブラックプールに不覚をとったマンU。だがマンCが先に勝利した第20節は何としても勝ちたいところ。ベルバトフギグスファーディナンドとベテランを起用。GKもリンデゴーアに交代して臨んだ。
 対するニューカッスルは前半好調で3位につけていたが、強豪相手の対戦でジリジリと交代。7位にまで下がってきている。だがこのゲームではバに加え、ショラ・アメオビを2トップで起用。序盤から左SBサントンがドリブルで駆け上がるなど、積極的に攻撃をしていく。4分、右SBシンプソンがクロス。バが惜しくもシュートミス。6分には右SHテイラーのクロスをバが落とし、キャベイユがシュート。GKリンデゴーアが何とかセーブ。
 だが10分過ぎる頃には次第にマンUが押し込みだす。11分、エブラのパスをナニがシュート。GKクルルがナイスセーブ。はね返りをルーニーが狙うが、クルルが抑える。15分にはルーニーが左に流し、エブラのクロスにベルバトフがヘディングシュート。ポストを叩くが、わずかにゴールに入らない。
 22分、ギグスのスルーパスルーニーが抜け出すが、DFウィリアムソンがクリア。その後しばらく中盤で激しい攻防が続く。すると33分、GKクルルが蹴った後方からのFKにSh.アメオビがヘッドでつなぎ、バが後方からのボールを叩く見事なボレーシュートニューカッスルが先制点を挙げた。
 41分にもバが積極的にドリブルからシュート。ギグスのファールを誘う。ロスタイムにもバのミドルシュート
 積極的なゲームを見せるニューカッスル。後半早々の2分にもバがドリブルで前進。これをDFジョーンズが倒し、FKのチャンス。やや距離が遠いかと思ったが、キャベイユのシュートがきれいに左隅に決まり、ニューカッスルが追加点を挙げる。
 マンUは必死で反撃するが、どこかバラバラ。5分、ナニが遠目からミドルシュートを放つが、GK正面。12分にはベルバトフに代えて、ウェルベックを投入。すると14分、ナニのクロスをウェルベックが落とし、ルーニーがシュート。右SBシンプソンがブロック。さらにウェルベックがつないだが、パクチソンにはわずかに合わない。これが最大のチャンスだが、後は焦りばかりが目立ち、ニューカッスルの気持ちのこもった守備もあって、マンUの攻撃に連携がない。21分にはエルナンデス、30分にはアンデルソンを投入。アンデルソンの髪型にびっくり。サントスのネイマールみたい。
 ニューカッスルは守っているばかりではない。27分にはテイラーのクロスにバがヘディングシュート。30分にはアメオビに代えてベストを投入。前線の運動量を高める、あくまで攻撃的。そして45分には、GKクルルのFKからのフィードをCBジョーンズがオウンゴール。決定的な3点目を献上。サポーターが大盛り上がり。なんと3-0でニューカッスルが完勝。後半戦の始まりに幸先のいい勝利となった。
 マンUは気持ちがバラバラ。特にCBジョーンズは途中から判定にクレームを付けて精神的に集中力をなくしてしまった。マンUらしからぬ敗戦。これから強豪との対戦が続くが大丈夫か。いや、アンチ・マンUとしてはこのまま不調が続くのを期待しているのだけどね。