とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

マンC、バロテッリの出場で17位ブラックバーン相手に余裕の勝利

 首位マンCは、ELポルト戦と中2日で17位ブラックバーンとのゲーム。上位チームにとって降格を争うチームとの戦いはイヤなもの。2分、アダム・ジョンソンダビド・シルバとのワンツーで抜け出し、クロスをバロテッリがシュート。いい形だったが、GKロビンソンがスーパーセーブ。この後、ゲームはマンCが圧倒的にペースを握るものの、守備を固めるブラックバーンの前に、D.シルバ、バロテッリアグエロとシュートを浴びせるが、ことごとくDFに当たってゴールが入らない。
 24分にはD.シルバのサイドチェンジからA.ジョンソンがミドルシュート。DFロビンソンが弾いたボールを右SBサバレタが上がってクロスを入れるが、DFがクリア。さらに26分、バロテッリのFKはわずかにバーの上。
 だが30分、久しぶりにアフリカ選手権から戻ったヤヤ・トゥーレが自陣内でボールを奪うと、D.シルバに預けてドリブル。タイミングを計っている間に左SBコラロフが猛然と駆け上がり、クロスにバロテッリが中央で合わせる。カウンターの形を作るとさすがマンCは強い。きれいに先制点を挙げた。
 その後は余裕。34分、D.シルバがコラロフとのワンツーで抜け出しシュート。GKロビンソン、好セーブ。37分、コラロフのCKにコンパニーがニアでヒールシュート。GKロビンソン、ファインセーブにY.トゥーレがシュートを放つが、うまくタイミングが合わず。ロスタイムにはD.シルバから右に開いたバロテッリのクロスにアグエロがシュート。さらにバロテッリのサイドチェンジからコラロフの返しのクロス、Y.トゥーレが空振ってもう一度バロテッリがクロス。Y.トゥーレのシュートはわずかに枠の外。そして前半終了間際、バロテッリのスルーパスアグエロが抜け出す。DFに押されてバランスを崩しながらのシュートはわずかにポストの右。
 前半が終わってブラックバーンのシュートはゼロ。ポゼッション率は8:2とマンCの圧倒的なペースで前半を終えた。
 後半もマンCペース。6分、Y.トゥーレのドリブルからアグエロが落とし、Y.トゥーレが右に流してA.ジョンソンがシュート。DFがブロック。そして7分、D.シルバのCKにGKロビンソンがやや目測を誤り伸びきったセーブ。こぼれたボールにアグエロが詰めてゴール。マンCが追加点を挙げた。
 こうなると全く余裕。25分、ブラックバーンがヌゾンジ、ロチーナと選手交代をすると、マンCも26分、ピサロを入れて、中盤にデヨング、Y.トゥーレと3人並べ、守備を固める。34分、DFのクリアを拾ったペデルセンミドルシュート。DFがブロックしたが、これがブラックバーンの初シュート。直後、バロテッリに代えてジェコを入れると、36分、Y.トゥーレからピサロ、長いスルーパスコラロフが駆け上がり、クロスにジェコがヘディングシュート。あっという間に3点差をつける。
 45分、アグエロからのパスにD.シルバがシュート。GK正面。ロスタイムにはブラックバーンのCFヤクブがようやくこのゲーム初シュートを放つがGKハートが難なくセーブ。悠々3-0でマンCが勝利し、首位を守った。
 次はいよいよボルトン戦。よもや負けることはあるまいが、宮市がこの安定したマンCのDF陣を少しでも慌てさせる場面を見てみたい。来週のゲームが楽しみだ。