年末に蒲郡へ行き、おせち料理作りを手伝う。BSではロンドン五輪サッカー。男子のエジプト戦、女子のブラジル戦。そういえばそんなゲームだったなあ。
そして夜からは紅白。テリー伊藤の副音声だけは目障りだったが、まあ穏当に進んでいく。矢沢永吉はどうしてNHKにあんなに持ち上げられるんだろう？ そんなに大衆の支持を得ているとは思えないのだが。でも僕はきゃりーぱむぱむとYUIが見られればいい。いきものがかりの「風が吹いている」はNHKのロンドン五輪テーマ曲だったのか。
初日の出は実家の東向きの窓から見る。元旦は天気がいい。ニューイヤー駅伝の号砲を聞いて家を出る。娘が運転。新東名は元旦も快適。PASAは混んでいるので、藤枝PAに入る。まるでSAと見違えるようにゆとりがある。PASAの混み具合に比べて申し訳ないほどにゆったりとしている。例年よりも多めに雪を被った富士山が正面にきれいな姿を見せていた。
沼津駿河湾PASAで乗り換え、後は私が運転。西武沼津が今年1月で営業停止。最後の正月は元旦から営業。例年初売りに来ていたが、今年は最後のバーゲンということで妻が燃えている。11時過ぎに妻と娘を降ろし、妻の実家に向かう。義父が出迎えてくれて男だけの元旦の昼食。まあ、ぼそぼそと久し振りに再会の会話。
娘はニューイヤー駅伝にトヨタ自動車九州4区出場の今井正人がお気に入り。今年の今井は4区区間新記録の走りで13位から1位まであとわずかの2位まで進出する快走。買物に連れられていった娘は生で見られず。代わりに父が見てやったぞ。
駅伝の後は天皇杯。ガンバ対レイソル。ガンバを応援したが、前半のうちに水野を田中順也に代える好采配。マークのきつかったレアンドロ・ドミンゲスを右SHにしてワントップで機能しなかった澤をトップ下に下げてゲームが変わった。さすがネルシーニョ。監督の差で優勝は決まった。
夜は早めのおせち料理。もうおなか一杯。8時には寝てしまった。
それにしても正月からNHKのニュースが酷い。大雪、財政の崖回避、円安のニュースに続いて、阿部首相の提灯記事。アメリカの外交方針を伝えるが、「昨年同様中国に厳しく対応する見込み」ってオバマ大統領の年始コメントかと思ったらただの憶測記事。円安だって消費者にとってはガソリンなどの輸入物価が高騰するだけでけっしていい話ではない。貿易企業の円高為替利益が給料に反映するとは限らないし、我が家に巡ってくるのはもっと期待できない。まさにスタグフレーションの始まりかと思うと、新年早々不安な思いがしてくる。それをどうして明るく伝えられるのか。まさにNHKは政界・財界の提灯持ちだ。
2日は午前中にブックオフに行く。お昼を食べながら箱根駅伝。柏原のいない5区。早稲田の山本は高校母校の出身。一時トップに立つが、その後、日体大に突き放され、2位に終わった。来年こそがんばれ。その後、高校サッカーの長崎総合科学大付属対香川西戦を見る。強風に翻弄され、しかしそれを生かした長崎総合科学大付属が勝利。そうか、たとえ強風でもそれを生かす強さを持とう。
3日は箱根駅伝の復路。終わりまで見終えることなく沼津を出発し、家に戻る。新東名は快調だ。途中、浜松SAPAに寄る。サックス四重奏のミニコンサートをやっていた。楽しく小1時間を過ごす。その後、東名との合流地点などで若干の渋滞はあったものの総じて順調に走行。途中、夕食も食べて7時頃に家に着いた。今年も3泊4日実家巡りの旅は順調に終えた。
元旦は快晴だったが、2日は強風。そして3日は雪もちらつく寒さ。新年早々変化に飛んだ厳しい天気が続く。「今年は巳年、へび〜だぜぇ」とは年末に職場の某氏が言っていたダジャレだが、そんなヘビー（重い）年にはしたくない。私の個人メールの署名欄には「真面目に考え☆気ままに感じ☆面白く生きる」と書いてある。2013年。なんか暗く嫌な年になりそうな予感がするが、この初心を忘れず、あくまで柔らかく軽快に生きていけたらと思う。荒れた天候に負けず、強風を生かす心意気で。
