とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

Logic,Marketo and Art

 「Chikirinの日記:Logic,Marketo and Art」でちきりんが、「世の中のすべてのものは、この3要素で決まっている」として、「Logic」「Market」「Art」の3要素を挙げていた。なるほどちきりんらしい着眼だなと思ったけれど、自分に当てはめて考えようとしたら、「Market」と「Art」の切り分けがうまくいかない。
 なぜかと言うと、ちきりんは3要素を次のように分類・定義しているから。

・ロジック=理屈の世界、あるべき世界
・マーケット=本能の世界、自然の世界、
・アート=感覚の世界、説明できないイメージの世界

 たぶん外資系金融機関(あ、今知った。ちきりんってキャリア形成コンサルタントの伊賀泰代さんなの? by「ナーゼの旅人:ちきりんの正体は伊賀泰代?」。もっとも伊賀泰代って聞いても知らんけど・・・)、もとい大手証券会社、超大手経営コンサルタント会社に勤務していた(?)ちきりんならではの感覚だとは思うけど、マーケットの定義が私的にはそぐわない。 いや、一般的にもマーケット=市場=功利的であって、市場=放任=自然=本能は市場原理主義的な見方で、マーケットで敗れる側に視点を置けば、やはり「マーケット=功利的な世界、結果至上主義の世界」ではないかと思う。
 そう置き換えると、ロジックは「理屈の世界、あるべき世界」なんだけど、そこには倫理的な要素があると考える方がマーケットとの違いが明確になる。つまり、「ロジック=理屈の世界、正義(倫理)の世界」だ。

 以上、改めて整理すると、3要素は
・ロジック=理屈の世界、正義(倫理)の世界
・マーケット=功利の世界、結果の世界
・アート=感覚の世界、イメージの世界

となる。その上で、自分を自己分析すれば、ロジック40、マーケット20、アート40かな。ちきりん式表記によれば[L40, M20, A40]です。あ、ちきりんと少し違うね。