とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ココロボソイ、ノビノビ、セイセイ

 先日、昨年から当課に配属された20代の女性が一人で対外的な調整・折衝をしていた。もとより彼女の仕事なのだが、相手は50歳前後のむつけき男性が二人。これまではグループ長が同伴して交渉等を行うことが多かったが、あいにくこの日はグループ長が休暇中だった。
 「大丈夫だった?」と聞くと「ええまあ」という返事。特にトラブルもなく円満に帰っていったから、まあ大丈夫だったのだろう。ちなみに交渉内容は、必ずしも相手に不利を強要するものではないが、余計な事務作業を強いるもので、かつ必ず受けてもらわなければいけないもの。けっして簡単な交渉ではない。1年近く経ってようやく独り立ちしたかと頼もしく思った。
 それでふと思いついたので、彼女にこう聞いてみた。
 「三択の質問。グループ長がいなくて、1.心細かった、2.伸び伸びとできた、3.セイセイする のどれかな?」
 もちろん、1.を選択。当たり前か。優秀なグループ長だし。
 で、これを私に置き換えると、
 「課長がいなくて、1.心細かった、2.伸び伸びとできた、3.セイセイする のどれかな?」
 まあ、1.はないだろうが、3.だったらショックだな。一応聞いてみたら1.と答えたが、これは社交辞令。でも、私がいようがいまいが常に「伸び伸びと」仕事をしてもらえたらいい。そういう職場環境になるように常日頃心掛けてはいるんだけど。
PS.
 なんて話を他の職場で言ったら、「4.いてもいなくても変わらない」というのはないですかと言われた。そうか、私の評価はそんなもんかもしれない。