とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

レッズレディースが元気がない。第4節はベレーザの前に何もさせてもらえず。

 BSフジの深夜にレッズレディース対ベレーザなでしこリーグ第4節を放送していたので録画して観てしまった。後から調べると、先週13日のゲーム。ヤング対決と喜んで観始めたが、レッズに元気がなく、ベレーザの前に完敗。あまり見所のないゲームで1週遅れで観るようなゲームではなったと少し後悔している。
 レッズは吉良のワントップに、トップ下に柴田、右SHに安田、左SHに後藤。藤田と岸川のダブルボランチ。CBに坂本、GKは池田と若い布陣。対するベレーザもCF籾木が17歳、右SH田中美南が18歳、左SHは木龍。CHは隅田をアンカーに原と16歳の長谷川を並べる。右SBは土光が先発。CBは岩清水と須藤でゲームを引き締める。
 序盤からベレーザが速いプレスで囲い込んでいく。ファーストシュートはレッズレディース。6分、吉良の落としを柴田がミドルシュート。すぐに8分、今度はベレーザ田中美南ミドルシュート
 レッズレディースも中盤で負けないプレスをかけてお互い中盤はタイト。そんな中、18分、CB坂本にプレスをかけてCH長谷川がボールを奪い、そのままGKと一対一。しかしシュートは外してしまう。ここがレオネッサとの差か。ベレーザも若い。
 レッズも次第にベレーザのプレスに慣れてきて、柴田や後藤が仕掛けてパスを回していく。29分には岸川のスルーパスに吉良が抜け出しかけるが、須藤がしっかりカバー。そして31分、土光のフィードに田中美南が左SB齊藤と競り合いながら抜け出すと、たまらず齊藤が倒してしまう。これで得たPKを田中美南がしっかり決めてベレーザが先制した。
 レッズは44分、安田の縦パスに吉良がゴール右でキープ。クロスに柴田が胸トラップからシュートを放つが、ベレーザのDFが寄せてはね返す。さらに左サイドから後藤のクロスをGK池田が弾き返すと、吉良がシュート。だがここもベレーザDFが寄せてはね返す。ベレーザの守備は堅い。
 後半に入り、レッズが積極的にパスを回して仕掛けていくが、ベレーザの寄せが速く、ゴール前まで入っていけない。すると12分、田中美南のドリブルから隅田がスルーパス、原が走り込んでクロスのこぼれを籾木がシュート。さらにDFのクリアを隅田がシュートするがコースを外れる。
 その後もレッズが攻めていくが、ベレーザがしっかり守り寄せ付けない。そして25分には木龍に代えて阪口を投入。さらに31分、田中美南に代えて小林海青を投入。運動量を確保し、前線から抑えにかかるベレーザに対して、レッズの運動量が次第に落ちていく。ミスも増えて、ベレーザが押し返し、そしてそのままタイムアップ。田中美南のゴールを守って、ベレーザが勝利した。
 なでしこリーグは今年もレオネッサが、今節のくノ一戦も含めて5連勝と今年も快調に首位を走っている。ベレーザは第5節に湯郷ベルと引分け4勝1分でレオネッサを追う。それに対してレッズが勝てない。第5節には吉備国際大にも負けて4敗目。9位に沈んでいる。ベレーザ戦を観ても、若さで仕掛けるのはいいが、最後の崩しでミスが多く、ゴールチャンスにつなげられていない。猶本がケガで欠場しているのも響いているか。何とか奮起して喰らいついていってほしい。