とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

富士ゼロックス スーパーカップ ガンバ対レッズ

 いよいよ来週、Jリーグが開幕する。レッズが大型補強を行った。いったい誰を先発させるんだろう。豪華なメンバーにも関わらず、ACL初戦は敗戦してしまった。今年のレッズは本当のところどうなんだ。昨年3冠のガンバが受けて立つ。
 ガンバは宇佐美と赤嶺が先発。今野がケガで明神がボランチで先発した。対するレッズもCF李が先発。シャドーは梅崎と高木。関根を左WBに回して、右WBは平川が先発した。
 序盤からお互いよく攻め合う。7分、CB槙野がミドルシュートを放てば、8分ガンバもFW宇佐美のドリブルから左SH倉田のクロスに右SH大森が詰めていく。その後もレッズがよくパスを回して攻めていく。しかしガンバもしっかりプレスをかけてお互いなかなかチャンスをつかめない。お互い集中力高く守る。
 32分、柏木のCKからCB那須がヘディングシュート。しかしGK東口がキャッチ。35分右FW梅崎、41分CB槙野とミドルシュートを放つ。前半は守る場面が多かったガンバはアディショナルタイム1分、遠藤のCKにCB丹羽がヘディングシュート。枠を外す。前半はスコアレスで終えた。
 後半になるとガンバがパスを回しだす。9分、左SH倉田の縦パスに左SB藤春が駆け上がり、クロスにCH明神がミドルシュート。GK西川がナイスセーブを見せる。レッズは10分、右CB森脇のクロスに左FW高木が走り込みシュート。枠に入らない。
 その直後の11分、高木を引っ込め、ズラタンを投入。ズラタンをCFに梅崎を右FWに回す。するとまたレッズがペースを握りだす。13分、左WB関根がドリブルで駆け上がり、左FW梅崎のクロスにCFズラタンがDFと競り合いながらヘディングシュート。18分には右CB森脇のクロスに左WB関根が走り込みシュートを放つ。
 ここでガンバもFW赤嶺に代えてパトリックを投入。すると23分、遠藤のCKにFWパトリックがヘディングでそらし、FW宇佐美が抜け出してシュート。ついにガンバが先制する。レッズは27分、左FW梅崎に代えて武藤を投入。32分、CH柏木がミドルシュート。しかし楽々GK東口がキャッチ。ガンバも33分、FW宇佐美に代えてリンスを投入。35分、FWリンスのドリブルからクロスのこぼれ球を左SH倉田がシュート。続くCKにはFWパトリックがGK西川と競って、一瞬ボールがこぼれるが、西川が抑えた。43分、右CB森脇のクロスにCFズラタンがヘディングシュート。しかし枠に入らない。
 するとアディショナルタイム3分、FWリンスがドリブルで抜け出してシュート。ここはGK西川がファインセーブを見せたが、4分、今度はFWパトリックが抜け出す。いったんはGK西川に止められたが、もう一度シュート。これがダメ押し点となって2-0で勝利。まずはタイトルを一つ確保した。
 お互いまだ動きに鋭さはない。ACLに敗戦した痛手もあったか、どちらかといえば守備を重視したゲーム展開だったが、やはりガンバは試合上手。勝負どころできちんと決めて、きっちり守り切った。今年もガンバは手強そうだ。一方のレッズはまだまだ新しい選手との連携ができていない。それでもこの選手層の厚さは脅威だ。まずはACLグループリーグを何とか突破してほしい。そうでなければ宝の持ち腐れ。ここまで選手を集めたら、最低一つはタイトルを取らなければいけないだろう。必死になってがんばってほしい。・・・大丈夫かな?