とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

なでしこリーグ 第2節 レオネッサ対湯郷ベル

 大野、近賀、鮫島と今シーズン多くの選手が戻ってきて、戦力充実のレオネッサ。初戦、レッズレディースに競り勝って白星発進。第2節は宮間率いる湯郷ベルとの対戦だ。湯郷ベルも有町と中野が移籍。左SHにはくノ一から小林が加入。FWには新人の岸野が座った。
 序盤からホームのレオネッサが押し込んでいく。6分、右SB近賀がミドルシュート。11分にはFW伊藤香菜子のFKを右SB近賀が落とし、CH澤がヘディングシュート。GK福元がキャッチする。レオネッサは右サイド川澄と近賀の連携もさることながら、FW大野もよく戻ってはゲームを作り、左SH京川がのびのびと動き回る。そして左SB鮫島が積極的に駆け上がる。17分、左SH京川が中に切れ込んでミドルシュート湯郷ベルは19分、FW松岡から右に流し、右SH浅野がミドルシュート。GK海堀がキャッチする。
 その後もレオネッサが攻めて、湯郷ベルが守る展開。24分、CH澤から左に展開。FW大野のポストに左SB鮫島がその内側を上がっていきシュート。積極性が目立つ。湯郷も26分、中盤でCH宮間がボールをカットすると、そのままドリブルで上がりシュート。DFに当たってコースが変わり、FW松岡の前にこぼれてシュート。だが右SB近賀がゴールライン上でクリアした。さすが近賀。
 27分、宮間のFKにFW松岡がヘディングシュート。31分、左SH京川が中に絞って右に展開。右SH川澄のクロスにFW伊藤香菜子がシュート。35分、左SH京川がミドルシュート湯郷ベルアディショナルタイム2分、FW松岡の縦パスからFW岸野が左サイドをえぐり、クロスを入れるが、走り込んだ左SH小林にわずかに届かない。前半はレオネッサがパスを回して攻めるが、湯郷ベルもしっかり守ってのカウンター。0-0の互角で終わった。
 後半も同じ展開。攻めるレオネッサに守る湯郷ベル。だが5分、CH伊藤美紀の縦パスに左SH京川が抜け出し、ライン際から戻すと伊藤美紀ミドルシュート。これがきれいに決まり、レオネッサが先制点を挙げた。押し込まれる湯郷ベルは15分、右SH浅野がカウンターから長躯ドリブル。ゴール前まで迫るが、シュートは力なくGK海堀にセーブされた。
 14分、レオネッサはCH伊藤美紀に代えてFW増矢を投入。すると増矢がよく動く。19分、左SH京川から左に流して左SB鮫島がミドルシュート。GK福元がナイスセーブ。弾いたボールをFW増家が落とし、CH澤がミドルシュート。これは枠を外す。そして32分、右SB近賀のクロスにFW増矢が飛び込む。触ったかどうか、後ろに付いたCB加戸の頭に当たり、そのままゴールに吸い込まれる。レオネッサ追加点。悔しいオウンゴール
 40分には左SH京川のクロスにFW増矢がヘディングシュート。しっかり当たったが枠を外す。そして直後、京川に代えて左SH仲田を投入する。仲田も自信をつけてますます美人になったようだ。そしてアディショナルタイム2分、右SH川澄のクロスにCB加戸が触ってコースが変わり左SH仲田の下へ。そのままシュート。ダメ押しの3点目を入れて、そのままレオネッサが勝ち切った。3-0。
 レオネッサは大野や川澄、近賀といった代表組の連携もスムーズだが、昨シーズンまでパッとしなかった京川もよみがえっていきいきと動き回る。全体的にいい動きが戻ってきた。今シーズンはレオネッサ中心のシーズンになりそうだ。