とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

プレミアリーグ 第32節 マンU対マンC

 このところ忙しくてなかなかサッカーも観られない。ようやく先週行われたマンチェスターダービーを観ることができた。5連勝でついに3位まで浮上したマンチェスター・ユナイテッド、対するシティは前節クリスタルパレスに負けて、ついに4位に転落した。これ以上負けられないシティは序盤から攻勢をかけてきた。
 6分、CBデミチェリスのクリアボールに右SHナバスが抜け出し、ドリブルからシュート。GKデヘアがナイスセーブ。7分にはナバスのショートCKから左SHシルバのスルーパスにナバスが走り込み、クロスのクリアをCHトゥーレがシュート。DFがはね返す。そして8分、左SBクリシーがドリブルで前に運ぶと、外に開いたOHミルナーが中にドリブルからスルーパス。左SHシルバが走り込み、クロスにCFアグエロがシュート。幸先よくマンCが先制した。
 しかしマンUもすぐに反撃する。キャリックをアンカーに置いて、マタとヤングがサイドに開き、エレラとフェライニがバランスを取って攻撃に参加する。14分、マンUのバックパスを右SHナバスが追いかけると、GKデヘアがぎりぎりフィード。MFフェライニがDFと競ってこぼれたボールをMFエレラが拾って、クロスに左SHヤングが走り込む。右SBクリシーに当たったボールがまたヤングのところにこぼれてシュート。すぐに同点に追い付く。
 その後はしばらくマンCが攻勢。だがなかなか決定的なチャンスはつかめない。すると27分、左SHヤングが左SBブリントとのパス交換からクロスを入れると、ファーサイドに待ったMFフェライニが高いヘディングシュート。マンUが前半のうちに勝ち越してしまった。前半はこれで終了。
 マンCは前半接触で足を痛めたコンパニーに代えてマンガラを投入。8分、CFルーニーのFKはGKハートがナイスセーブ。はね返りを左SHヤングがクロス。CHキャリックミドルシュートを放つが、これもGKハートがナイスセーブ。続いてエレナのシュートもDFにブロックされた。
 しかし後半になってもマンCの攻めに迫力が出ない。14分、右SHマタのクロスに左SHヤングがヘディングシュート。しかしうまく合わず、シュートミス。GKにキャッチされる。マンCは右SHナバスが元気で再三クロスを入れるが、マンUの堅い守備ブロックになかなかシュートも打たせてもらえない。
 すると22分、左SBブリントの縦パスをMFフェライニが落とし、ダイレクトでブリントが縦パス。CFルーニーのスルーパスにマタが抜け出してシュート。マンUが3点目を入れる。さらに28分、今度はヤングのFKにCBスモーリングがヘディングシュート。マンU、ついに4点目。マンCの守備陣に集中力が欠けていた。
 その後、30分ロホ、36分ディマリア、38分ファルカオと選手を投入したマンU。だが43分、CHキャリックがケガで自らピッチを去り、一人少なくなると、44分、OHランパードのスルーパスに走り込んだ右SBサバレタのクロスにアグエロがシュート。1点を返したが焼石に水。4-2でマンUが勝利した。
 2位アーセナルも勝利したため、マンUは依然勝ち点差1の3位。次節は首位のチェルシーと対戦だ。一方、マンCは5位リバプールとの勝ち点差が4。優勝争いどころかCL圏内もあやしくなってきた。ヤヤ・トゥーレがアフリカ選手権で離脱した1月以降、すっかり調子を落としてしまったようだ。