とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

プレミアリーグ 第37節 マンU対アーセナル

 プレミアリーグも残り2節。4位マンUが3位アーセナルをホーム・オールドトラフォードへ迎えたゲーム。勝ち点差は2。ただしアーセナルの方が1ゲーム多く残しているため、マンUとしてはどうしても勝ちたいゲームだったはず。序盤から積極的に攻めていく。
 6分、左SHアシュリー・ヤングが中に切れ込むとミドルシュート。9分、右SHマタのスルーパスにCFファルカオが走り込んでシュート。続くCKから左SBロホがフィードを入れてCBスモーリングがシュート。マンUが前からプレスをかけて攻めていくが、アーセナルもしっかり守りを固めて抵抗する。そしてそのまま膠着状態。厳しい中盤の攻防のまま前半も終盤に入っていく。
 すると33分、左SHヤングのクロスにファーサイドでIHエレラがダイレクトシュート。これが決まり、ようやくマンUが先制した。35分にはIHエレラがミドルシュート。39分、左SHヤングのフィードに走り込んだマタのクロスにCFファルカオがヘディングシュート。そして45分、マタのFKから放ったCHブリントのミドルシュートPA内で待つ味方のCBスモーリングに当たってしまう。追加点のチャンスを逃した。前半、アーセナルのシュートはなんとゼロ。CKも全くない。マンUが圧倒的に攻め込んで前半を終えた。
 後半6分、アーセナル初のCKから左SBモンレアルのクロスをCFジルーが落として左SHサンチェスがミドルシュート。これがアーセナルの初シュート。しかし後半もなかなかアーセナルが攻めていけない。マンUは16分、ファルカオに代えてファンペルシーを投入する。
 アーセナルは18分、OHエジルのスルーパスにCFジルーが走り込んでシュートを放つと、19分にも左SHサンチェスのスルーパスに右SHラムジーが走り込む。DFにクリアされるが、マンUのプレスが次第に弱まってくると、ようやくアーセナルが攻められるようになってくる。20分、OHエジルのサイドチェンジからCHカソルラがシュート。25分には左SHサンチェスのサイドチェンジに右SHラムジーが走り込む。何とか左SBロホがクリアした。
 すると28分、アーセナルがCHカソルラと右SBベジェリンに代えて右SHウォルコットとCHウィルシャーを投入し、攻勢をかける。マンUも左SBロホに代えてブラッケットを投入。さらにGKデヘアが故障を訴えバルデスに交代した。
 そして37分、DFからのフィードに走り込んだ右SHウォルコットがフェイントで左SBブラッケットをかわしてシュート。ブラッケットの足に当たってコースが変わり、飛び出したGKバルデスの肩口を抜いてゴールに吸い込まれた。同点ゴール。
 残り10分。マンUがまた思い出したように攻撃を仕掛ける。39分、IHエレラのクロスにCBスモーリングがヘディングシュート。アーセナルも反撃。左SHサンチェスのキープから走り込んだOHエジルのクロスにCFジルーがシュート。しかしサイドネット。43分には右SBバレンシアのクロスをIHフェライニが落としてCFファンペルシーがミドルシュート。しかし枠を外す。その後5分間のアディショナルタイムもお互い攻め合うがゴールはなし。そのまま時間が過ぎて1-1。ドローで終えた。
 前半ほとんど攻めることができなかったアーセナルだったが、マンUは28分の選手交代で集中力が途切れたみたい。アーセナルの反撃を許しドロー。これでアーセナルの3位が一歩近付いた。しかし優勝が決まった後のゲームはどことなく緊張感がなくてつまらない。そう思って観戦するこちらに原因があるのだろうか。前半はそれなりに面白かったのだが、後半、急速に衰えた。最終節はEL圏内へ勝ち点差1のサウサンプトンマンUに挑戦する。これは面白いかも。吉田の活躍も見てみたい。