とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ハンバーグからバンドエイド

 ラーメンの幸楽苑が提供したラーメンの中に親指が入っていたとして事件となっている。さすがに親指は気持ち悪いだろう。そういえば随分昔のことだが、私もハンバーグを食べていたら、中からバンドエイドが出てきたことがあった。たぶん30年近く前のことだと思うが、どの店かは今でもはっきりと覚えている。それ以来、その店には行っていない。

 その時は店に苦情を言うことなく帰ってきてしまった。あの時に訴えていたらどうなっていただろうか。その頃はまだ「クレーム」なんて言葉もなく、この種のことがニュースになることもなかった。訴えれば無料にしてもらえたかもしれないが、その時はそんなことすら思い付かなかった。

 今回の事件では、遭遇した客もまさか親指を口に入れる前に発見しただろう。でも私の場合は確か、いったん口にして、ヌルッとした触感を感じて吐き出したような覚えがある。調理中にハンバーグを混ぜる時にバンドエイドが外れたんだなとは思ったが、たぶん残りはしっかり食べて帰ったような気がする。今そんなことがあったら絶対店に訴えるだろう。今回の事件は店が保健所に届け出て発覚したようだが、そんなことはよくあることだろうか。

 また、スライサーで指を切った従業員は大丈夫だったのかという点も気になる。先端とは言え、親指を切り落とせば、かなり痛いだろうし、出血もしただろう。すぐに救急車を呼ばなかったのか。それとも大して痛くなかったんだろうか。それでも指の破片がどこに行ったのかは探さなきゃいけないだろう。これをもってブラック企業とは思わないが、従業員指導に問題があったと言われても仕方ない。