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とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ブンデスリーガ第18節 シャルケ対フランクフルト

サッカー

 復帰なった内田対長谷部の対決かと期待したが、内田は、今度は内転筋を痛めて欠場。長谷部は故障者続出のフランクフルトにあって、CBで出場した。布陣は3-4-1-2。対するシャルケはブルクシュタラーとシュポモティングを2トップに据える3-5-2。シャルケもケガ人が多く苦労している。

 5分、シャルケは右WBシュプフのスルーパスにFWブルクシュタラーが抜け出してシュートを放つが、オフサイド。CB長谷部がうまくラインを上げてオフサイドを誘った。このゲーム、フランクフルトのセットプレーは長谷部が蹴る。15分、フランクフルトはCBアブラハムの縦パスをOHバルコクが右に流して、FWフルゴタがミドルシュート。CBナウドがブロックした。長谷部はよくチームメイトの信頼を得ていて、困ったときには長谷部にパスが回ってくる。23分にはシャルケのFWシュポモティングのクロスをCB長谷部が触り、FWブルクシュタラーのヘディングシュートはGKリントナーがナイスセーブしたが、長谷部のプレーがなければもっと強くヘディングを叩きつけられていたかもしれない。シャルケのFKはCHガイスが蹴る。24分、ガイスのFKにFWシュポモティングがヘディングシュートを放つが、GKリントナーがキャッチした。

 そして33分、フランクフルトの右WBチャンドラーの仕掛けを左WBコラジナツが倒して、フランクフルトがPA右辺りでFKのチャンスを得る。蹴るのは長谷部。蹴る前の目配せは怪しかったが、真横に蹴ったパスにファーサイドからDFを振り切ってニアに走り込んだFWマイアーがボレーシュートを決めて、フランクフルトが先制点を挙げた。マークしていたCBナウドはフランクフルトの選手に行く手を阻まれ、マイアーについていけなかった。

 37分にはCHガイスのCKから左WBコラジナツがミドルシュート。はね返したのはCB長谷部に見えた。長谷部は鋭い読みで広い範囲をカバーし、シャルケの攻撃の芽を摘んでいく。また常にDFラインを高く保ち、オフサイドの網をかけるクレバーな守備に終始した。アディショナルタイム、右WBチャンドラーのクロスにFWマイアーがヘディングシュート。しかし枠を外す。前半を1-0で折り返した。

 後半はリードされたシャルケが積極的に攻めてくる。4分、CHガイスのFKにCBヘベデスがヘディングシュート。8分、CHガイスに代えてアブティアイを投入。9分、スローインをFWシュポモティングがつないで、左WBコラジナツの落としをFWブルクシュタラーがシュートするも枠を外す。そして10分、左IHベンタレブのクロスにFWブルクシュタラーが足を伸ばす。しかしうまくシュートが打てず、わずかポスト右に外れた。

 フランクフルトは17分、FWフルゴタに代えてセフェロビッチ。シャルケも21分、右WBシュプフに代えてカリジュリを投入する。そして22分、先制点と同じような位置からのFK。今度は長谷部が少し横に流し、CHガチノビッチがドリブルからクロス。先制点と同様にFWマイアーがボレーシュートを放つが、今度はポストの右に外した。その後は26分FWブルクシュタラー、29分CHガチノビッチとシュートを放つが、決定的なチャンスにはならない。その後はフランクフルトも守備を固めてそのままタイムアップ。1-0。フランクフルトが勝利した。

 選手がいない中で、長谷部はしっかりと存在感を示した。ボランチが本職ながら、CBもSBも、場合によっては攻撃的なポジションもできる長谷部のユーティリティ振りには、ニコ・コバチ監督も「長谷部ほどセンスのある選手はいない。どこで起用するかが課題」とゲーム前に言っていたそうだが、その信頼に十二分に応えるプレー振り。これでフランクフルトは3位進出。長谷部がフランクフルトの屋台骨を背負っていることは間違いない。一方のシャルケもやはり選手が足りない。内田の復帰を日本人だけでなく、チームも監督も心待ちにしているはず。早い復帰とリーグ戦での活躍を期待したい。でも無理はしないでね。