とんま天狗は雲の上

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プレミアリーグ第18節 マンチェスター・シティ対トッテナム

 16勝1分。依然負けなし。ダントツで首位を独走するマンCは、既にリーグ記録の15連勝。この連勝を止めるのはどこのチームか。4位、トッテナムも連勝中。ケインのワントップに右SHエリクセン、OHアリ、左SHソンフンミン。ほぼベストメンバーで臨む。一方のマンCはダビド・シルバが欠場。ジェズスをベンチに置いて、CFアグエロが先発。右SHスターリング、左SHサネ。左IHにはギュンドアンが入った。

 序盤はお互い早いプレスをかけあう。トッテナムは高いプレス。マンCは早い攻守の切り替え。10分、右IHデブルイネのFKにCFアグエロがニアに走り込んで、ヘディングシュート。これがマンCの初シュート。トッテナムも12分、右SHエリクセンのクロスにCFケインがヘディングシュートを放つ。そして14分、左SHサネのCKに左IHギュンドアンがうまくゴール前に走り込んでフリー。ヘディングシュートを決めて、マンCが早々と先制点を挙げた。

 するとその後はすっかりマンCのペース。マンCのパス回しの前にトッテナムはほとんどボールを触れなくなる。24分、右IHデブルイネが左に流して、CFアグエロミドルシュート。GKロリスがナイスセーブ。右SHスターリングが詰めてシュートを放つが、ふかしてしまう。26分には左SHサネのパスから左IHギュンドアンミドルシュート。これはGKロリスがナイスセーブ。トッテナムは35分、ようやくCFケインがミドルシュートを放つが、ポスト右に外す。前半はトッテナムがほとんど思うように攻められないまま、1-0で折り返した。

 しかし後半に入ると一転、トッテナムがパスを回して攻めていく。3分、CFケインのクロスにSHソンフンミンが走り込むが、左SHサネが戻って守る。10分、CFケインのミドルシュートはGKエデルソンがナイスセーブ。14分左SBローズ、19分右SHソンフンミンとミドルシュートを放つが、枠を捉えられない。マンCは13分、CFアグエロを下げてジェズスを投入した。

 22分、右IHデブルイネから左に展開。左SHサネがドリブルで中に入ると、ミドルシュート。GKロリスがファインセーブ。弾いたボールに右SHスターリングが詰めてシュート。しかしまたも外してしまう。それでも25分、中盤でCHフェルナンジーニョがボールを奪うと、そのままドリブルで前進。CFジェズスが収めて落とすと、左IHギュンドアンが左に展開。右IHデブルイネが強烈なミドルシュート。GKロリスの手を弾いて、ゴールに飛び込んだ。マンCが追加点を挙げた。

 30分には左IHギュンドアンのスルーパスに右IHデブルイネが走り込む。これをCBフェルトンゲンが倒して、PK。だがCFジェズスのPKはポストにはね返される。右SHスターリングが詰めるが、またもシュートはふかしてしまう。それでも35分、右IHデブルイネのドリブルから左IHギュンドアンが左に展開。左SHサネのクロスに右SHスターリングがシュート。今度は落ち着いて決めて、マンCが3点目。その後は38分、左IHギュンドアンに代えてフォーデン。40分には左SHサネに代えてベルナルド・シルバを投入。

 45分、ベルナルド・シルバのフィードをCBダイアーがキックミス。さらにGKロリスの股下を抜けたボールを右SHスターリングが押し込んで、ダメ押しの4点目。トッテナムアディショナルタイムに右SHエリクセンミドルシュートを決めるが、焼け石に水。4-1。マンCが危なげなく勝利を挙げてリーグ記録16連勝を達成した。それにしても強い。攻撃力もさることながら、左SHサネの守備など、攻守の切り替えも早く、守備も堅い。マンCを止めるのはどこのチームなのか。止められるのか。リーグ戦もまだ半分を終えていないのに、既に勝ち点が52。マンCはいったいどこまで行くのか。