とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

プレミア2題 マンUvsポーツマス、チェルシーvsフラム

 ヨーロッパCLはマンチェスター・ユナイテッドアーセナルを下し、2年連続の決勝進出を決めた。プレミアでも一時の不調から脱し、快調に白星を重ね、首位を独走している。あまり強いマンUを見るのもつまらないのでこのところマンUのゲームはあまり見ないようにしている。先週見たポーツマス戦の頃はまだマンUにも不安があったし、クラウチの入ったポーツマスはどんなかとポーツマス興味で見始めた。
 結論から言うと、ポーツマス、全然ダメ。攻撃はすべてクラウチ頼みで、ポストからボールキープ、捌いてパスを送っても誰もいない。開始早々からマンUペースで、9分にルーニーのシュートで先制。その後もマンUの圧倒的な支配でゲームは進むも、再三のギグスの免機もあって得点が入らず。ようやく後半30分過ぎにスコールズからキャリックのシュートが決まり2-0で勝利。危なげもないが面白くもないゲームだった。
 35節のチェルシーvsフラムは同じくCLで決勝進出を狙うチェルシーの好調さが遺憾なく発揮された試合。開始早々の1分、マルーダからアネルカマルーダドログバと渡ってアネルカが決めたゴールは見事だった。もっとも4分にはフラムのネブランドがマーフィーからのフィード一発で同点。10分にはチェルシーアネルカからドログバを経てマルーダのシュート。あっという間に2-1となる。
 その後しばらくはフラムのペース。チェルシーが攻めあぐねるが、25分過ぎ位からエッシェン、ミケル、ランパードの中盤が機能し、再度攻勢に転じ、42分にはボシングワからマルーダ、43分ランパード、44分エッシェン。ロスタイムのミケルからドログバマルーダアネルカと続いた攻撃も見事だった。
 後半にはCL第2レグに備えて、バラックイバノビッチを投入。8分にアネルカからドログバのゴールが決まり3-1。その後もチェルシーがボールを支配してゲームを終えた。
 マンUはここぞという時の強さが憎らしいほどだが、チェルシーはどこにもタレントがいて、非常にバランスのとれた好チームと言える。残念ながらチェルシーバルセロナに敗れ、昨年に続いての両チームによるCL決勝は見られないことになった。今年は心情的にバルセロナを応援しよう。