とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

もうすぐ選挙です

 地元市の市長選が今週末にある。3選をめざす現役市長に共産党系の対立候補が立候補する一対一の選挙で、結果は目に見えている気がするが、なおのこと棄権者が多いことが予想され、現市長への信任投票と考えると意外にシビアな結果になるかもしれない。
 それはさておき、両候補とも姓が「伊藤」で、片や「ふとし」、片や「ひろみ」という。並べてみれば明らかに違うが、耳に残る語感がなぜか似ている。第1音がどちらもハ行で、続く第2音、第3音の子音が「o」「i」だからだと思うが、投票時に混乱しそう。
 「伊藤ひとし」とか「伊藤ひろし」と書かれたらどちらにカウントするんだろうか。1/3票と2/3票に分けるのか、それとも前者は2音合っている「ふとし」氏の票となり、後者は「ひろみ」氏の票とするのか。
 そういえば、「新党日本」の田中代表が、新党「立ち上がれ日本」の略称が「新党日本」と同じ「日本」で認められたことに怒りの声明を出されていたが、そりゃそうだろう。
 とここまで書いて、ひょっとして今回の市長選は選択式ということはないのだろうか、と思った。国政選挙も党名を並べて一つに○を付ける選択式にすれば、田中氏が心配するようなことは起きないのではないか。いや、事前の選挙運動で、略称「日本」で主張された公約が、政党を間違えて理解されたら困る、という主張だったのだろうか。それなら、略称を公的には認めなければいいだけの話だ。勝手に使った略称が対抗政党の政策と誤解されるのなら、それはそれで自由な気がする。
 すべて選択式にすれば書き間違いはなくなる。一つを選択するところを複数選択したときの扱いなど別の問題もありそうだが、全部無効にすれば話は簡単。それなら別に投票所に行かなくても携帯電話やパソコンから投票することだったできそうだ。いやいやそれならいっそのこと代議士制もやめて、すべて国民投票にすることだってできるかもしれない・・・・。
 選挙について考えていたら、どこまでも暴走してしまいそうだ。もうすぐ参議院選挙。メディアの猛烈な与党バッシングの中、国民はどういう選択をするんでしょうね。こんなことならいっそのこと世論調査ですべて決めれば選挙費用がいらなくていいかも。政策決定の仕組みの民営化。・・・・いかん、またまや暴走しだしてしまった。