とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

マンCがトットナムを下してCL圏内を確保

 マンCは勝てばCL出場決定。トットナムはEL出場のためにも負けられない一戦。両チームの意地がぶつかり合うゲームは序盤から両者譲らぬ激しい戦いが展開された。
 9分、ダビド・シルバが右に出してミルナーからアダム・ジョンソンがサンドロのタックルを受けるが、こぼれたボールをヤヤ・トゥーレがシュート。11分にはレスコットからのフィードをジェコが落とし、D.シルバのパスにジェコがシュート。しかしGKクディチーニがナイスセーブ。
 トットナムも21分、モドリッチから左SBローズのクロスをクラウチが落とし、レノンの反転シュートがDFに当たりこぼれたところをモドリッチがシュート。27分にはローズのクロスがDFに当たりこぼれたところをレノンがつなぎ、クラウチがシュート。そして28分、レノンが右サイドをドリブル突破してクロスにモドリッチがフリーでシュート。ところが枠を外してしまう。決定的なチャンスだった。残念。
 前半序盤はマンCペースだったが、15分過ぎ位からトットナムのボールキープ率が上がり、主導権を握る。しかし30分、レノンのショートコーナーからA.ジョンソン、ミルナーとつなぎクロスを入れると、守備に入ったクラウチが痛恨のオウンゴール。マンCが先制した。
 これで今度はマンCがペースをつかみ、33分にはリチャーズからD.シルバのクロスにジェコがシュート。37分にもD.シルバがミドルシュートトットナムは43分、レノンがドリブルからクロスを入れるが、途中交代のピーナールが飛び込む前にコンパニーが入りクリアされる。前半は互角の展開。ゴールはクラウチオウンゴールのみ。
 後半に入るとトットナムが攻勢に出る。2分、ファンデルファールトからレノンのクロスにピーナールがヘディングで合わすが、GKハートが逆方向に飛びつつ手を伸ばす。ナイスセーブ。15分にはピーナールからファンデルファールトがシュート。この日のファンデルファールトはマンCの守備がよいのか、いつものキレがなく見せ場を作ることがほとんどなかった。マンCは12分コラロフ、22分にはA.ジョンソンに代えてビエラと投入し、守備を固める。
 24分、右SBリチャーズからY.トゥーレのクロスが入るが、D.シルバが空振り。その後もゲームはトットナムが主導権を握るものの、マンCが鋭く攻め返す。32分、D.シルバのスルーパスにジェコが走り込みシュート。DFドーソンがブロック。
 38分にはD.シルバに代えてテベスを入れて、前線でタメを作り、マンCが逃げ切りを図る。42分、Y.トゥーレからテベス、ジェコ、テベスとつないで最後はビエラがシュート。必死に攻めるトットナムも45分、レノンとのワンツーからコルルカのクロスにデフォーが飛び込む。が、直前でリチャーズがクリア。ロスタイム終了間際にはテベスがフリーで抜け出しシュートを打つが、GKがナイスセーブ。ここでタイムアップ。マンCが勝利し、来シーズンのCL出場を決めた。
 4位と6位の対戦ながら、攻撃的な両チームの対戦は面白い。オウンゴールでマンCが勝ったとは言え、内容はほとんど互角。前半モドリッチのシュートが決まっていればもっと面白かったかもしれない。トットナムは次節ELを争うリバプールとの直接対決。今度こそ絶対勝ちたいゲームだ。是非見たいがBSでは中継がないのが残念だ。