とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

チェルシー、サンダーランド相手に何とか勝利。4位キープ。

 久しぶりのプレミアリーグ。第21節、4位チェルシーの相手は第19節でマンCに勝利し、連勝して10位まで上げてきたサンダーランド。セセニョン、ラーション、キャッターモールといった当たりが好調で積極的にチャレンジしてくる。
 4分、セセニョンが積極的なドリブルを見せると、9分にはラーションのFKが枠に飛ぶ。GKチェフがナイスセーブ。サンダーランド・ペースで進んでいた前半だったが、先制点はチェルシーに訪れる。13分、ラミレスのスルーパスからマタが右サイドを抜け出してクロス。トーレスのボレーシュートがバーを叩き、撥ね返ったところにランパードがいた。とっさに足を出してゴール。チェルシーに運があった。
 16分、ラーションのクロスにベントナーがヘディングシュート。GK正面。失点に気落ちすることなく、サンダーランドは前から攻めていく。17分、CKにランパードがシュート。チェルシーランパードが意欲的な動きを見せる。27分、マタのFKはGKミノレがナイスセーブ。31分、ラミレスのクロスにトーレスがヘディングシュート。DFがブロック。クリアボールをA.コールがシュートするが、GKミノレがセーブ。
 35分にはベントナーポストプレーからセセニョンのスルーパスベントナーが受けてシュート。わずかにポストの外。39分にはメイレレスの縦パスを受けたトーレスが反転からシュート。これもわずかに外す。
 展開としてはほぼ互角。後半も同様の展開が続く。3分、セセニョンから左SBリチャードソンがクロス。DFに当たってこぼれたところをベントナーがポストに入り、セセニョンがシュート。GKチェフの正面。チェルシーも7分、マタのスルーパスにトーレスがシュート。GKミノレがナイスセーブ。13分、ランパードのパスカットからマタのスルーパスにトーレスが抜け出しかけるが、DFに倒される。直後のサンダーランドのチャンス。セセニョンのクロスをゴール前で待つベントナーをA.コールが倒す。いずれも主審がPKを取らず。
 15分、セセニョンのクロスにボランチのボーンがミドルシュート。枠を外す。19分にはセセニョンのスルーパスからラーションが右サイドを駆け上がり、クロスにマクリーンがドフリーからシュート。だが外してしまう。この当たりが10位に低迷する要因。セセニョン、ラーションがゴール前にいいボールを供給するが、決定力が日本代表並み。
 チェルシーは28分、久しぶりにエッシェンを投入。するとゲームが落ち着いてくる。41分にはメイレレスが惜しいループシュート。だが残り5分、左SBを外し、FWにウィッカムを入れると、サンダーランドが何度もチャンスを演出する。42分、マクリーンのクロスからシュート。GKチェフがナイスセーブ。45分、セセニョンのドリブルからクロスを入れるがガードナーがシュートを外す。ロスタイムにはウィッカムのスルーパスベントナーが抜け出し、チェフと一対一となるが、GKをかわしたシュートがまたもゴールに入らない。
 結局、ゲームは互角だったが、最後までチェルシーの堅守を崩せず、サンダーランドが5試合ぶりの敗戦を喫した。決定力は問題あるが、積極的な姿勢は好感が持てる。マーティン・オニール監督に代わって順位を上げてきた理由がよくわかる。チェルシーエッシェンの復帰は好材料。何とかこのまま4位をキープしていきたいところだ。