とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

プレミアリーグ後半戦の台風の目、ニューカッスルがチェルシーを再逆転して勝利。

 15位ながらようやくキャバイエが復活。冬の移籍で右SBドゥビュシー、CHシソコ、左SHグフランを獲得し、メンバー充実のニューカッスル。一方、対戦相手のチェルシーには放出したデンバ・バがワントップで出場。D.バのプレーにも注目した。
 序盤からホームのニューカッスルが積極的。7分、CFシセのポストプレーからグフランがドリブルで前進。左に流し左SBサントンがシュート。パーチをアンカーにシソコとキャバイエで組む中盤がよく効いて、チェルシーは前にボールを運べない。
 それでも10分を過ぎるとようやくチェルシーが攻撃できるようになってきた。15分、マタから左に展開。アシュリー・コールのクロスにランパードがシュートを放つもミスキック。19分にはオスカーがミドルシュート。しかし直後にはキャバイエもミドルシュート。20分、GKチェフのミスキックをシソコが受けてシセがシュート。23分にはドゥビュシーのクロスのクリアをサントンがミドルシュート。28分にもグフランのクロスのクリアをシソコがシュート。
 チェルシーも32分、ランパードの長いスルーパスにD.バが抜け出しシュート。GKクルルがナイスセーブ。そのはね返りをD.バがヘディングシュート。わずかにポストの左。だが、シュートで身体を投げ出した際にCBコロッチーニの足が顔を叩き、鼻から血が止まらない。
 D.バ治療でチェルシーに一人少ない時間が続く。そして41分、サントンが左サイドから見事なクロス。グティエレスがゴール前に走り込んでわずかにコースをそらすヘディングシュート。ニューカッスルが先制。一方D.バは42分、フェルナンド・トーレスに交代した。
 後半に入っても互角のゲームが続く。だが10分、左SHバートランドからつないだボールにランパードが中に切れ込んでミドルシュート。これが見事に決まりチェルシーが追い付く。こうなるとチェルシーに勢いが出る。14分、ランパードのFKにイバノビッチがヘディングシュート。15分、オスカーがマタとのパス交換から右に流し、マタのクロスにランパードがヘディングシュート。そして16分、イバノビッチのクロスをF.トーレスが落とすと、マタがミドルシュート。きれいに決まりあっという間にチェルシーが勝ち越した。
 19分にはオスカーのクロスにマタがボレーシュート。だがここからニューカッスルが反撃する。そして23分、シセのポストプレーからグフランがドリブルで抜け出しシュート。GKチェフが弾くがシソコが詰めてシュート。ニューカッスルが同点に追い付く。
 26分にはシソコが長いドリブルで抜け出し、GKと一対一からシュート。GKチェフがファインセーブ。27分にはCKを蹴ったキャバイエがDFのクリアを拾い、中へ切れ込んでシュート。その後、チェルシーも押し返し、互角の戦いが続く。38分、グフランからシソコが抜け出しシュート。GKチェフがセーブ。
 このまま引分けで終わるかと思われた45分、キャバイエからシソコが左に流し、サントンのクロスにシソコがシュート。何と!ニューカッスルが再逆転! 終了間際のアディショナルタイム5分、テリーのクロスをA.コールが落とし、ランパードがシュートするもCBテイラーが身体でブロック。守り切ってニューカッスルが復活の勝利を挙げた。
 去年の積極的なニューカッスルが戻ってきた。後半戦の台風の目となること間違いなし。最もマンUは既に2戦を終えている。4位争いのチームが苦労しそうだ。次節はさっそくトットナムとの対戦が待っている。楽しみな一戦だ。