とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

女性の白バイ隊は普段何をやっているの?

 「突撃! 普段聞けない日常の疑問を思い切って聞いてみました!」シリーズ、第1弾!
 なんて「!」をこんなにたくさん使って強調するようなことではないのだが、先日、たまたま警察官の方と仕事の中でお会いする機会があり、その前日に女子マラソンを見ながら妻と話していたつまらない疑問をぶつけてみた。
 「女子マラソンを先導している白バイ隊の女性は普段どういう仕事をしているのですか?」
 もちろん答えは、「白バイ隊の一員として、男性と一緒に仕事をしていますよ」ということなのだが、「こち亀」に出てくる女性警官はミニパトに乗ってもっぱら駐車違反の摘発などをやっている。これは男女関係なくできる仕事だが、白バイに乗車するのはけっこう体力がいる仕事だ。無理に女性にやってもらわなくても、体力のあり余っている男性警官が従事したほうが職務が円滑に遂行できるのではないかと思うのだが。
 と、さらに突っ込んだところ、「白バイ隊で活躍したいという女性もいますから、性別で差別はできないのです」という答え。なるほど、そうだろうが、それでも適性というのもある。なんてことを書くと、フェミニストたちから批難を受ける恐れがあるが、適性と意欲を見極め、適切な配置をするということも大事なことだとは思う。
 もっとも女性ライダーも増えているし、正しいバイクの乗り方教室の教官など、女性警官ならではの業務もありそうだ。これ以上は突っ込まないことにしよう。
 先日、サッカーのプレミアリーグを見ていたら、副審(昔の言葉で言うラインズマン)を女性の審判員が務めていた。これがいい加減な男性審判よりもはるかに的確な判断をしており好感が持てた。副審は女性の方が適性があるかもしれない。
 一方で、女子サッカーの審判を必ず女性が務めることには違和感がある。特にワールドカップ・レベルの大会で。普段から女子サッカーの特性を熟知していることが必要だとは思うので、ハワード・ウェブ氏が決勝の審判を務めるべきとは思わないが、男性も含めて、女子サッカーを的確に裁くことができる審判を起用すべきではないか。
 先日、練習中に死亡した女性オートレーサーの記憶も生々しい。一方で、これまでも女性のF1ドライバーはいたし、今シーズンのF1でもルノーが女性ドライバーを起用するという噂が出ている。性別で事前確定的に差別するのではなく、個人の適性に応じた業務に従事させるということが大事なんでしょうね。