とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ヤングなでしこはニュージーランドと引分け。もう少し工夫があれば、経験があれば。

 U-20女子W杯はグループリーグ第2戦。相手はこのグループで最も強敵と目されるニュージーランド。韓ドラと嵐に阻まれ、録画できなかったので後半だけの観戦。2失点の後の前半37分、右SH西川が切り返しで相手を抜いてクロスを入れると、DFのトラップを奪って田中陽子がシュート。これがCBアームストロングに当たって1点を返す。
 前半ダイジェストを見ると、失点の1点目は仲田のオウンゴール。2点目はサイドを崩され、FWホワイトのコロコロシュートがゴールに転がり込んだ。どちらもゴール前に日本選手が密集している中での失点で惜しい感がないでもない。よくわからないけど。
 前半のボール支配率、シュート数を見ても日本が圧倒していたようだが、後半もずうっと日本ペース。1分、西川のクロスに田中陽子ミドルシュート。GKが弾き出す。2分にも西川がミドルシュート。GKがナイスセーブ。
 その後も日本はサイド攻撃からクロスを入れるが、ニュージーランドの方が高さに勝り、ことごとく弾き返される。日本は10分、横山が得意の左45度からのミドルシュート。18分にはこのゲーム右SBに入った高木がミドルシュート。25分には道上がミドルシュート。でも日本が急ぎ過ぎ、あせりを感じる。
 遠目からのミドルシュートがことごとく弾き返される中、25分の西川のミドルシュートもGKがファインセーブで弾き出す。しかし直後のCKを田中陽子が蹴ると、道上のヘディングシュートがGKとDFに間を通ってゴールネットを揺すった。ようやく日本同点!
 30分には田中陽子がうまく切り返してシュートを打つが、わずかに外れる。32分、藤田に代えて田中美南を投入。疲れから動きの止まったニュージーランド田中美南がドリブルで切り裂く。34分、道上がうまい切り返しからミドルシュート。39分には西川のクロスに田中美南がドリブルでゴール前に詰めてシュート。だがDFにはね返される。
 最後は日本も疲れてそのままタイムアップ。内容的には十分勝てるゲームだったが、結果は引分け。だがグループリーグなのでそれもOK。ニュージーランド相手にこの内容は十分自信になる。
 それにしても前半で交代した仲田をズームアップ。さらに楢本をズームアップ。フジテレビの魂胆がよくわかる画面だが、このゲームで一番頑張ったのは道上ではなかったか。高いニュージーランド相手に高さでは勝てないまでもうまいポストプレーを披露。同点ゴールも上げ、MVPは道上に上げたいと思う。無理にアップしなくても美少女ファンは勝手に見ているので、放送は純粋にサッカーを追いかけてほしい。選手の言い間違えも多いし、いい加減にしろ、フジテレビ。