とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

乾も清武もすっかりチームの一員。欲しいのはよりいっそうの積極性か。

 1週間前のブンデスリーガ第21節、2月9日のフランクフルト対ニュルンベルクを観戦。ラトビア戦からわずか3日後にも関わらず、乾も清武も先発出場。すっかりチームに欠かせない一員になっている。ホームはフランクフルト。4位対14位ながら、序盤は互角の展開。お互い中盤から前になかなか入っていけない。
 12分、乾がドリブルから中に切れ込んでシュートを放つ。フランクフルト最初のシュート? フランクフルトがスムーズにパスを回し、ニュルンベルクが後手に回る。清武ももっぱら守備に追われるが、一たび奪えばニュルンベルクのカウンターは速い。
 22分、左CHバーリッチュから左SBピノラがフランクフルトの右SBユンクを抜いてクロス。左SHフランツがシュート。GKトラップがセーブ。25分、清武がドリブルからスルーパスにCFペクハルトがシュート。34分にも右CHフォイルナーのクロスにペクハルトがシュート。いつしかニュルンベルクが攻勢に立っている。37分、ペクハルトのシュートに左SBオプチカがハンド。だがPKは取らない。前半はスコアレスのまま終了した。
 後半も序盤はフランクフルトがやや押し気味。7分、マイアーのポストから乾がシュート。だがGKシェーファーの正面。乾はボールを持てば積極的にドリブルからシュート。守りの場面もよく戻ってチームに貢献する。
 しかし残念ながら27分、乾はマトムールに交代。ニュルンベルクも30分過ぎから、マク、ポルター、イルディッソと交代カードを積極的に切っていく。しかし清武は残るのがさすが。43分、イルディッソがシュート。GKトラップが弾くとポルターが詰め寄る。GKトラップがナイス飛び出しで抑える。44分にはマクのドリブルから清武が絶妙のスルーパス。しかし走り込んだマクの手前でGKトラップが抑えた。
 終盤はニュルンベルクが攻勢だったが、結局スコアレスドロー。両チーム決め手がないままゲームを終えた。乾、清武はともにしっかりチームの一員になっている。だがもう一つ中心というには物足りない。さらにいっそうの積極性と味方を指示するしたたかさが身に付けばチームもさらに変わるのではないか。