とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ジェフレディースに中盤を制され、レオネッサ完敗の危機。後半終盤盛り返し、何とかドローで終えた。

 第5節、レオネッサ対ジェフレディースの対戦。ここまで1勝2敗1分で7位に沈むレオネッサ。対するジェフも2勝2敗の6位と決して好調なわけではない。序盤、ホームのレオネッサが飛ばす。2分、CF高瀬がミドルシュート。6分、CF高瀬がドリブルで前進、ジェフのCB千野を抜いてシュートを放つが、何とか千野が足を出す。ジェフも11分、OH筏井がミドルシュート。10分を過ぎてようやくジェフレディースが盛り返してきた。
 14分にはCH南山に右SH安齋がプレスをかけてボールを奪うと、ドリブルから右に流してCF菅澤がシュート。そして15分、筏井のCKのクリアをCH瀬戸口がミドルシュート。わずかにレオネッサの選手に当たってコースが変わり、ゴールに飛び込んだ。ジェフレディースが先制点を挙げた。
 その後もジェフが攻めていく。18分、左SH深澤の落としを左SB上野がミドルシュート。ジェフが中盤を支配する。レオネッサはなかなか中盤から前に攻めていけない。31分にはCH南山からCH中島へのパスを左SH深澤にカットされ、そのままドリブルからOH筏井がシュート。ポストに当たってはね返される。残念。入っていればその後の展開も変わっていた。レオネッサにわずかにツキがあった。
 後半に入ってレオネッサが反撃する。だがジェフのプレスは弱まらない。7分、CH中島のスルーパスに右SH京川が抜け出しシュート。だがGK山根がナイスセーブ。ジェフも14分、CF菅澤のスルーパスにCH瀬戸口が走り込み、いったん左SH深澤に預けてさらに前進。そのままゴール前まで抜け出すが、何とかCB甲斐が止めた。
 なかなか思うようにいかないレオネッサは19分、CH南山と左SH仲田に代えて、左SB渡辺と左SH伊藤を投入する。磯金がCHに回る。すると直後、CF高瀬の縦パスにOH増矢がドリブルで前進。スルーパスに高瀬が抜け出しシュート。ジェフも20分、OH筏井が左から中に切れ込みミドルシュート。GK海堀がナイスセーブを見せる。
 しかしジェフは21分、途中で足を痛めたCH川村が保坂に交代する。一方、レオネッサは交代出場の伊藤が積極的に仕掛けていく。23分、OH増矢の落としを左SH伊藤がミドルシュート。GK山根が正面でキャッチしたが、次第にゴールに近づいてきた。一方、ジェフは川村の交代が痛い。中盤でレオネッサのCHが余裕でボールを持てるようになってきた。
 37分には中島のFKにCH磯金がヘディングシュート。GK山根がファインセーブ。そして38分、CH中島のスルーパスにCF高瀬が抜け出し、飛び出したGK山根の頭を抜くループシュート。ようやくレオネッサが同点に追い付いた。その後はレオネッサが攻勢。44分、CF高瀬のクロスにOH増矢がヘディングシュートをするもGK山根の正面。42分には右SH安齋を松浦に代えてジェフが何とか逃げ切った。1-1のドロー。
 レオネッサが依然調子が出ない。今シーズンのジェフはどんなサッカーをするのかと興味を持って観始めたが、CH瀬戸口の入った中盤がよく機能して、レオネッサの経験のあるCHを自由にさせない。たぶんレオネッサの若い2列目、OH増矢、右SH京川、左SH仲田のサポートが足りないのではないか。そしてCF高瀬が孤立する。後半、左SH伊藤を投入し、ジェフのCH川村の負傷交代もあって盛り返したが、若手の成長を待つばかりでは今後も簡単には改善できないだろう。レオネッサの不調はかなり深刻だ。