とんま天狗は雲の上

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プレミアリーグ 第30節 マンC対ウェストブロミッチ

 このところリーグ戦3勝2敗。CLではバルセロナに連敗と今ひとつ調子が出ず、チェルシーに勝ち点差6と離された。気がつけば5位リバプールとの勝ち点差もわずか4。CL圏内確保さえ厳しい状況になってきた。対するウェストブロミッチは13位ながらこのところ好調。マンCもうかうかできないぞと思ったら、意外な形でゲームが始まった。
 前半3分、FWボニがドリブルでゴールに迫ると、ウェストブロミッチの右SBドーソンがPAの手前で倒してしまう。ファール。そしてCBマッコーリーにレッドカード。えっ! 人間違い。ゲーム開始早々、ウェストブロミッチが10人少なくなってしまった。しかも人違いでショックが残る。
 残り87分間は一方的なマンCショー。ウェストブロミッチは全員がゴール前に戻ってブロックを作り、徹底的に守る。一方的に攻め続けるマンC。だがなかなかゴールが訪れない。9分、ダビド・シルバのシュートが3発。18分、左SHシルバが左に流し、左SBクリシーのクロスからFWアグエロが縦パス。シルバが戻すと、CHランパードミドルシュート。23分、ダビド・シルバミドルシュートはGKマイヒルがナイスセーブ。
 このままウェストブロミッチが守り続けるかと思ったが、27分、左からのクロスをCHフェルナンドがシュート。DFのブロックで跳ね上がったボールをFWボニがうまく収めてシュート。ついにマンCが先制点を挙げた。
 その後もマンCの攻勢は続く。31分、右SHナバスがミドルシュート。35分、左SHシルバの縦パスをFWボニが落とし、CHランパードがシュート。そして40分、シルバのCKにDFとGKがクリアしそこねたボールをCHファルナンドが押し込む。マンCが追加点。その後も44分、アグエロミドルシュートアディショナルタイムには左SHシルバのスルーパスにFWアグエロがきれいに抜け出しシュート。だがここはGKマイヒルがファインセーブ。前半はマンCの2点リードで終えた。
 後半になってもマンCの一方的な展開は続く。1分、FWボニがミドルシュート。6分、FWアグエロがドリブルからシュート。9分、右SHナバスのドリブルからFWアグエロのクロスに左SHシルバがシュート。10分、右SHナバスのクロスにFWアグエロがシュート。11分、左SHシルバのスルーパスからCHランパードがシュート。13分にはアグエロミドルシュートがポストを叩き、はね返りをボニがヘディングするも今度はバーにはね返される。
 ウェストブロミッチ、最大唯一のチャンスは28分。右SHガードナーのCKをニアでCBオルセンがそらし、CFベラヒノがヘディングシュート。しかしバーにはね返される。さらにCBレスコットがヘディングするが、無情にもバーの上に外れた。
 マンCは32分、左SBクリシーのクロスから途中交代の左SHヨベティッチがミドルシュート。シルバがわずかにコースを変えてゴール。3点目。その後はミルナーやジェコを投入して時間を稼ぎつつ、タイムアップを待つ。3-0でマンCが勝利した。
 とりあえずこれで首位チェルシーとの勝ち点差は6のまま。だが、3位アーセナル、4位マンUも勝利して勝ち点差は1ずつと変わらない。一人少ないウェストブロミッチに87分間攻め続けて、3-0という結果はけっして調子がいいとは言えないだろう。大丈夫かな、マンC。